関数
Notionデータベースでは、関数プロパティを追加して、他のプロパティに基づくあらゆる種類の計算や関数を実行できます。関数を使用して既存のデータを操作し、役立つ値を導きだしましょう 🔮
関数を作成する際に一番難しいのは、専門用語を理解することです。Notionで関数を使用する際に最もよく目にする用語とその意味を解説します。
関数: 複数のインプットと複数のアウトプットとのリレーションで、各インプットは、一つのアウトプットとのみ関係しています。
構文: 正しい値を返すための、関数内の文字や言葉の順序を指します。
引数: プロパティなどの、関数内のインプットを指します。
文字列: 値の種類であり、多くの場合はテキストのことを指します(つまり文字が隣合って並ぶ列)。文字列は、関数では常に引用符で囲まれています。
文字列は、数字や日付など、他の値の種類とは異なり一意です。
サブ文字列は、大きな文字列の一部を指します。たとえば、「No」は「Notion」のサブ文字列です。
ブール値: true(真)か、false(偽)です。
連結: 2つの文字列を結合します。例:
concat("add", "text")
は"addtext"
を導き出します。
用語の使用例
上記すべてを使用した一例として、 concat("add", "text")
を解説します。
concat
は関数です。カッコ内のインプットに対して、ある特定の計算やアクションを適用します。"add"
と"text"
は、関数内の引数です。各引数はテキスト(または文字列)です。
関数には、チェックボックス(ブール値)、数字、日付などの様々な引数を使用できます。
関数の構文では、文字列は引用符で、引数はカッコで囲む必要があります。
まず、データベースに新しいプロパティを追加して名前を付け、
プロパティの種類
メニューから関数
を選択します。プロパティを使用して関数に何か処理をさせるには、そのプロパティを使用する関数を入力します。
プロパティは、関数における変数のような働きをします。ご自身が付けた名前を使用します。
電卓と同じように、関数を入力することができます(いわゆる関数電卓のようなイメージです)。プロパティをカッコや引用符で囲むのを忘れないでください。
ヒント: 複雑な関数を作成する場合は、関数プロパティのポップアップではなく、Notionのページで行いましょう。
コードブロック( /code
)を作成し、言語をJavascriptに設定します。こうすることで関数の構文が強調されて、エラーを発見しやすくなります。
関数プロパティを編集する際には、関数ウィンドウがポップアップ表示されます。その左のサイドバーメニューには以下のオプションがあります。
プロパティ
: データベース内で使用されているすべてのプロパティを表示します。いずれかをクリックすると、適切な形式で関数に挿入されます。定数
: πなどの一般的な定数です。クリックすると関数に追加されます。演算子
: 実行できる簡単な計算です。左側のアイコンは、使用できるプロパティの種類を示しています。たとえば、引き算や足し算は、数値プロパティと一緒に使用できます。関数機能
: Notionで実行できる、より複雑な定義済みの数式です。左側のアイコンは、使用できるプロパティの種類を示しています。ウィンドウ上部のテキストボックスにこれらのいずれかを入力すると、必要なものを検索できます。
また、矢印キーで上下にスクロールすることもできます。
ヒント: サイドバーの用語にカーソルを当てると、定義と使用例が表示されます。