リンクトイン日本代表 村上臣さんは膨大な知識をNotionでインプット
7億人以上が使っている世界最大のビジネスSNS 「LinkedIn(リンクトイン)」の日本代表を務める村上臣さんは、Notionを初期から使っているNotionのパイオニアです。日本代表以外にも、スタートアップ企業の戦略・技術顧問、客員教授、執筆家にメディア出演者など、いくつもの肩書を持つ村上さんにとって、Notionはメモを書き貯め、情報をブックマークする 「ビジネスパートナー」となり、Notionは今や必要不可欠な存在です。
ビジネスから個人の情報までNotionで管理
主にスマホでNotionを使っている村上さん。もともと別のメモアプリを愛用し、そこにスキャンした名刺データや会議の議事録、気になった情報をストックしていました。しかし、そのメモアプリは動作が不安定。新しいメモアプリを探していたところ、リリースしたばかりのNotionの存在が頭をよぎりました。すぐにNotionをインストールし、メモアプリに貯めていた情報を移行。数分後には、Notionが村上さんのメモアプリとして動き始めました。
村上さんのメモは情報を ”一旦放り込む” スタイル。まずはデータベースを作り、情報を貯めています。打ち合わせがあれば会議用のメモを保存したり、仕事のアイデアをメモしたり。パスポート番号などの個人的な情報も保存されています。これらの情報はあえて整理しないままアウトプットし、情報が必要ならば検索機能でワード検索すればOK。膨大なメモの中から欲しい情報を見つけ出すことができます。またメモにタグを付け、情報をフィルタリングしたビューとして管理することでタグごとに情報を抽出することも可能です。
複数のアプリにストックしていた情報を1つに集約
村上さんのスマホから不要になったアプリがもうひとつ。それが、ブックマークアプリ。ミーティングの休憩時間や移動時間に、スマホでSNSでWeb記事をチェックし、URLをブックマークして情報を貯める。そんな時、スマホからのWebクリップ機能を使って、Notionにブックマーク。以前までは、メモアプリにメモをし、ブックマークアプリにURLをまとめていましたが、複数の作業がNotionひとつで完結。これにより、複数のアプリを使う手間が省けました。
Notionはまた、村上さんの執筆業もサポートしています。Notionにストックされたメモやブックマークは、記事やブログのテーマに迷った村上さんに「書くヒント」を与えてくれました。Notionにストックされたネタは、文章となり、書籍につながり、村上さんの多彩な仕事を支えるパートナーになっています。
自分だけのページを作りインプットの精度をUP
現在は「メモ」と「ブックマーク」を中心に、Notionを使っている村上さんですが、今後は「ブックレビュー」や「英単語帳」を作ろうとしています。せっかく本を読んでも、本で得た知識をメモしていないため、情報の取りこぼしが起こっていると懸念。でも、Notionなら読んだ本を一覧としてまとめられ、気になる部分をメモに残しておくことができます。
一方、「英単語帳」はデータベースで構成し、チェックボックスのプロパティでステータスを管理。世界各国のビジネスパーソンと談話する村上さんは、その地域でしか使わない英単語や専門用語に出会います。その度にNotionに単語を記録。隙間時間ができればスマホから閲覧し、覚えたらチェックボックスにチェック入れるだけ。これで「オリジナル英単語帳」が完成です。
Notionの良さは、作ろうと思えば何でも作れること。村上さんのように、あなた専用のページを思い通りに作ることが出来ます。