〇生後間もない樺音と椋露、白軍養護施設へ入所。 偶然立ち会った公仁歌（当時20歳くらい）、二人に樺音と椋露という名を贈る。
〇花太、譲羽、珠希の所属部隊がある戦場に参戦。 珠希は追撃してきた敵兵を返り討ちにし、さらなる追手の戦意を削ぐための見せしめとしてその死体を無惨な状態にしてしまう。 珠希はそれまでの経験の積み重ねにより、臆病さを覆い隠すような非情な性格となっていた。 譲羽はショックと戦争への落胆を感じ、帰還次第白軍を出奔。以降赤軍所属となる。 花太と珠希は残り、小神隊発足まで同部隊の関係に。 譲羽が出奔して間もなく、アコが単身追いかけて出奔。
〇暗殺部隊在籍当時のゼル、指令により野営していた白軍救護班の一団を襲撃。 一団にいた灯智が逃走し、唯一の生存者となる。 ゼルはこの一件で勲功を上げるも、自由意志で動きたいという考えのもと、以前より気になっていた魔女部隊に入る。 灯智はこの一件で心身に傷を負い、所属班の壊滅もあり通信部隊に異動する。
〇秋穂と針牙が戦場で相対。 秋穂が針牙の片目を負傷させるも、絵姫の狙撃により危険を感じ戦場を離脱。 花太と絵姫が互いの存在を認知する。 秋穂の目的：過去、親しい関係であったが別れてしまった針牙への僅かな親愛を、彼を殺すことで消す。これは花太からのアドバイスによるもの。
〇海尋と月波、夜の戦場で一騎討ち。月波は同行していた砥粉を逃がす。 海尋の目的：自分を殺してもらう。月波の強さは知っているので、ここで道連れにして朝湖やゼルの敵を一人でも減らす 月波の目的：命に代えてでも、真夜たちの脅威を少しでも減らす。気になっている異性のことを少しでも知りたい 二人に共通して、互いに興味を持っている。自分は今生きて帰れないだろうという思いもある。 舞い戻ってきた砥粉は月波の死体を回収し、真夜のもとへ届ける。 この戦いから小神隊と蜂窪隊の遺恨が決定的なものとなり、譲羽のチェスが始まる。
〇砂之介が珠希にコンタクトをとる。 何らかの方法で、珠希が譲羽の元戦友であると掴んだ砂之介。 珠希に譲羽のしていることを伝える。 （譲羽の不利益になる行動をとる。なぜ？）
〇砂之介と大角の戦闘。 大角は、望んでいた相手との戦いを果たすため。 砂之介は、自分の本性を知る相手を消すために戦う。
〇朝湖と真夜、明け方の戦場で一騎討ち。 朝湖の目的：向かってくる敵を迎え撃つ。 真夜の目的：姉の仇を倒す。本当は朝湖が仇ではないと分かっているが、倒さないと自分の戦う理由がなくなる。 譲羽はこの戦いを観戦し、勝負がどうなるか見届ける。
〇譲羽と珠希、戦場で対面。 ↑の戦いを見ている譲羽のもとに珠希がやってくる。 珠希の目的：譲羽を粛正する。 （譲羽はこうなることを見越していなかったのか？）