銃後人口の被害は、広島県では空襲によるものがほとんどである。広島県下の空襲による被害は、県警察部の調査では、昭和19(1944)年11月11日御調郡原田村(現尾道市)にたいする爆撃をはじめ、20年8月14日の呉空襲にいたるまで、46回ほどあった。そのうち回数では15回の呉市が圧倒的に多く、被害者数は広島・呉・福山の三市で、広島県の総被害者数の92・1%にあたる13万5552人にたっしている。
(「Ⅰ 戦争と広島」36ページ)
三市(呉・広島・福山)の空襲の特質