三市は、それぞれ性格の違った空襲をうけている。広島市は一発の原爆投下により潰滅状態になり、呉市は6回のおもな空襲を含め、15回も米軍機の来襲をうけた。福山市は終戦一週間前の8月8日に、焼夷弾による爆撃で市街地は消失した。三市への空襲のほかに、20年5月10日B29のべ約130機による佐伯郡大竹町の海軍燃料庫の爆撃、13回におよぶ宣伝ビラ投下、7回の広島湾備後灘などへの機雷投下などがあげられる。
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空襲による県下の建物被害は、県警察部の調査では全壊7341戸、半壊4487戸、全焼8万7309戸、半焼2459戸、山林火災44件で罹災者数は35万116人にたっしている。
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