https://twitcasting.tv/alarmoneoclock/movie/818825875
テーマ提案:1時
VOCALOID楽曲の音MADや人力VOCALOIDなどの側面で、音MADとVOCALOIDというのは距離の近いところにあると思われる。ただ、今回取り上げるのはあくまでキャラクターとしてのVOCALOIDの側面だ。「初音ミク」や「重音テト」をはじめとするキャラクターに焦点を絞って音MADを見ていく。
GUMIの音MAD。あまり詳細は分かっていないものの、投稿者コメントの「NoBGM」表記や、冒頭のGUMI関連イラストなどを見るに、基本的にGUMIオンリーで構成されたたファンメイド的な位置づけにあるのではないか。
「貧乳キャラクター」としての初音ミク。アニメに出演したシーンや、ライブMC、プロセカなど、網羅的に集約している。
投稿者の背景もありそうだが、重音テト単独の歩みをキャラクター的なコミカルな寸劇を交えながら描いている。いわゆる音MAD的な原曲、素材の構成には重ならないかもしれないが、接続の柔軟さはMADの見え方に近い。
途中から初音ミクが乱入する。東方楽曲、ボーカルがないものでありながらVOCALOIDとしての初音ミクを混入させるアプローチは当時からも異質かと思われる。
ここでのキャラクターはぬくぬくにぎりめし氏のMV用の描きおろしキャラクターであるため、今回のテーマからすると逸れる部分ではあるが、注視するのは「歌詞に合わせてキャラクターがしゃべることにより、そのMVのイラストがキャラクターとして抽出されていくように描写される」ことだろうか。
yamas氏はUTAU音源をキャラクターのデザインとして画面内に直接落とし込んでいる。和音マコはほかの動画でも出されている。