​マイナンバーカードを活用したデジタルIDソリューション「xID(クロスアイディ)」を提供するxID株式会社(本社:東京都千代田区、CEO:日下光、以下「当社」)は、茨城県立並木中等学校の生徒会選挙におけるインターネット投票導入に協力事業者として参加し、デジタルIDアプリ「xID」を提供することを発表します。

生徒会選挙に先立って実施されるデジタルIDに関する授業にも講師を派遣するなど、つくば市におけるインターネット投票導入を全面的に支援します。

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■背景

つくば市では、「つくばスーパーサイエンスシティ構想」の中で公職選挙におけるインターネット投票の導入を予定しており、若年層の政治参加を促すため、学校教育においても積極的な活用を目指しています。この度、茨城県立並木中等教育学校と共同し、今年度の生徒会選挙にインターネット投票の仕組みを導入します。

当社は、2020年9月につくば市が開催する「令和2年度つくば Society 5.0社会実装トライアル支援事業」の最終審査において、個人認証に「xID」を使用したネット投票システムを株式会社VOTE FORと提供するなど、かねてよりつくば市におけるインターネット投票の推進を支援しており、この度の取り組みもその一環です。

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■概要

7月7日に実施される生徒会選挙の際、4年生(高校1年生に相当)はスマートフォンから投票を行うほか、選挙に先立ち ①主権者教育、 ②デジタルID・ブロックチェーンの活用、③通信・5Gに関して事前に学習をします。 当社は、事前学習のうち「デジタルID・ブロックチェーンの活用」回を担当すると共に、生徒会選挙に際してデジタルIDアプリであるxIDを提供し、「一人一票の原則を担保するインターネット投票」の体験機会を提供します。

1 当社参加日時 2021年 6月23日(水)、7月7日(水)

2 場所 茨城県立並木中等教育学校

3 当社参加内容 (1)6月23日(水)14:40〜15:35 事前学習「デジタルID・ブロックチェーンの活用」

(2)7月7日(水)生徒会選挙投票 参加者へのデジタルIDアプリの提供

4 参加者 主催 つくば市、茨城県立並木中等教育学校 協力 株式会社VOTE FOR、xID株式会社、KDDI株式会社、筑波大学、文部科学省、株式会社LayerX

■xID株式会社とは

xID株式会社は「信用コストの低いデジタル社会を実現する」をミッションとして掲げ、マイナンバーカードを活用したデジタルIDソリューション「xID」を中心に、次世代のビジネスモデルをパートナーと共に創出するGovTech企業です。

官民双方で信頼される中立的なデジタルIDソリューションとして、これまで不可能だった企業間や官民の壁を超えた、“信頼あるデータの利活用“をスムーズにし、 経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会、Society5.0を実現していきます。

xIDコーポレートウェブサイト:https://xid.inc

■xIDについて

『xID』は、マイナンバーカードと連携することで、より手軽に本人認証ができるデジタルIDアプリです。初回登録時にマイナンバーカードに格納されている基本4情報(氏名、住所、性別、生年月日)をスマートフォンのNFC経由で読み取り、公的個人認証によってマイナンバーカードとxIDを紐付けます。その後、連携するオンラインサービスのログイン用の暗証番号と電子署名用の暗証番号を設定し、利用時に認証・電子署名することで本人確認を完結し、さまざまなオンラインサービスの安全な利用を実現します。