Elena

1. お金のなる木!?

Tree banking

南インドに位置する村、ミーナンガディは2025年までにインド初のカーボンニュートラルな村になるため、樹木を育てる農家に対してお金を支払う『ツリーバンキング』プログラムを始めた。農家は村の評議会から無料で苗木を手に入れることができ、2031年まで伐採せずに育てると、毎年1本あたり50ルピーが貸し出される仕組みだ。2031年を過ぎると、お金を返す必要はなく、育った樹木を好きにして良しとされる。

過去10年間、ケララ州の農民は気温の上昇と不規則な雨に頭を抱え、森林伐採は土壌の劣化を悪化させ、洪水や土砂崩れがより頻繁に起きるようになった。そのためこのプロジェクトの収入は地元の農民の生活の支えとなっている。世界中で植林プログラムが増えているが、その多くは地元の人の管理に頼るため、長期的な管理が疎かになってしまう、しかし、ミーナンガディのプログラムは毎年のお金の貸し出しによって農民の長期的な管理の促進に成功している。これまでに780人の農民がプログラムに登録し、村全体で172,000本の苗木を植えることができた。

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bilityのひとこと

スコットランドめちゃくちゃ風力発電してる!

2019年1月から6月の間に生産されたスコットランドの風力電力は9,831,230メガワットにものぼった。

WWFによると、これは最大447万世帯に電力を供給するのに十分なエネルギーの量、つまりスコットランド2倍分のエネルギーだそうだ。

スコットランド政府は2030年までに、エネルギー消費全体の半分を再生可能エネルギーで補うことを目標に掲げている。また、2050年までにエネルギーインフラから完全にCO2排出をなくすことをも目標に掲げている。風力発電が6ヶ月でこれだけうまく機能したことを見ると、これらは容易に実行可能な目標に見える。

bility のひとこと

日本の洋上風力発電は、2020年12月時点で7箇所に28基設置されており、発電量は58.6MWとなっています。これは、風力発電全体のうち僅か1.3%程度の数値となっている。(アスエネ

Ayusa

✍️ 6つの変化を起こせば、CO2が25%減!