株式会社ポリゴン・ピクチュアズは、1983年7月に設立。「誰もやっていないことを圧倒的なクオリティで世界に向けて発信していく」をミッションに掲げ、先端的なエンタテインメント映像の製作を手掛ける国内最大級のデジタルアニメーションスタジオです。

同社は、ViViViT主催のデザイナー中途採用イベント「HITOHATA(ヒトハタ)」(2020年11月開催)に参加し、フリーランスの2DCGデザイナー(20代)を業務委託として採用しました。 今回は、人事総務部門の二宮さん・加納さんに、「HITOHATA」への参加理由や感想などをお聞きしました。

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株式会社ポリゴン・ピクチュアズ 人事総務部門 二宮 渉さん

株式会社ポリゴン・ピクチュアズ 人事総務部門 加納 あゆみさん

ーー「HITOHATA」に参加された理由を教えてください。

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<aside> 🗣️ 加納さん: 当社では、CGデザインの若手経験者を恒常的に募集しています。そのポジションと、「HITOHATA」に参加するデザイナーは相性がいいように感じたため今回参加させていただきました。

30代以上のミドルクラス・ハイクラス向けのポジションもありますが、将来を見据えてリーダー層の人材育成に力を入れているので若手も積極的に採用しています。若手がいる環境は上の世代のクリエイティビティにもいい刺激になりますね。

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ーー「HITOHATA」はデザイナー中途採用イベントとしてViViViT初の試みでした。参加されていかがでしたか?

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<aside> 🗣️ 二宮さん: コンセプトがとても良いと感じました。というのも、映像・アニメーション業界は中途採用のインフラがあまり整っていないんです。リファラルで転職するデザイナーが断トツで多いため、転職サービスがとても少ない。どの会社も経験者人材の確保は大きな課題だと思います。

そうした背景として、年齢が高い方ほど、転職サービスを利用することは「スキルがない証」という風に恥じらってしまう業界独特の傾向があります。20代~30代の方にはその抵抗はない印象です。

また、年収非公開が多いという問題もあります。想定年収が記載されていない求人票がざらなんです。若手プレイヤーはキャリアアップしたくても、いまの年収が高いのか低いのか、出回っている情報が少ないので自分の市場価値がわかりづらい。悪い意味で全体的にクローズドだと思います。

「HITOHATA」はそうした障壁を打ち崩すようなコンセプトを持っており、前向きに参加させていただきました。

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ーー「HITOHATA」経由で出会ったデザイナーと業務委託契約を結ばれましたが、正社員・契約社員として採用されなかったのは何故でしょうか?

<aside> 🗣️ 二宮さん: 映像・アニメーション制作では、全般的にプロジェクト単位で人材を確保/解散を繰り返します。これは、作品のスタイルに合わせて最適な制作スタッフを集めるからです。そのため、社員だけでチームを組成するのはハードルがとても高く、初めてご一緒させていただく方とは業務委託契約でスタートするケースが多いです。

弊社で受注するプロジェクトの多くは長期案件なので、業務委託といえど、大半の方が長く働いてくれています。3ヶ月に1回は必ず面談をしており、志望や待遇などを擦り合わせながらプロジェクトにアサインしています。本人の希望や適性次第で、業務委託から社員登用となることもあります。

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ーー最後に、今回の採用の決め手を教えてください。

<aside> 🗣️ 加納さん: 今回採用した方の年齢や経験年数が若手向けポジションとマッチしていたのは前提として、ポートフォリオのクオリティ・フリーランスの業務経験・コミュニケーション能力の3点が決め手でした。「HITOHATA」で期待していたデザイナーのイメージと総合的にとても合致していました。

「HITOHATA」はベータ版ということで使い勝手の面でまだまだ改善の余地があると思いましたが、はじめにポートフォリオを見てスカウトするかどうかを選定できるのは、ViViViT同様有難かったです。

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