2021年12月23日 即時情報解禁
一般社団法人tonariは、2つの離れた空間と空間を繋ぐサービス “tonari” を活用し社会課題を解決していくために2021年9月10日〜12月13日の期間に6つのtonari lab実証実験を行いました。
腹話術で伝える被爆証言
tonariとは、『全ての人が距離を超え、大切な人との繋がりをより身近に感じられる社会を実現する』というミッションのもと開発された、等身大の空間共有システムです。オンライン会議特有の映像・音声の遅延によるストレスが無く、壁一面の高画質スクリーンと遠近の違いを音で理解できる設計が施され、同じ空間にいるように一緒に過ごすことができるシステムです。今回の実証実験では、年齢、分野、参加人数、障害者福祉など、異なる要素をもった6つのワークショップを開催し、より自然に同じ空間にいると感じられる環境をつくるための検証を行いました。
tonari labで実施した6つの実証実験
【実証実験を通じて判明した、tonariが距離を縮めるのに役立った4つのポイント】
ポイント1:ユニバーサルデザインのため誰もが簡単に使える
ポイント2:体験学習や遠隔授業に最適
ポイント3:同じ空間にいるように一緒に過ごすことができる
ポイント4:実施内容に応じレイアウト変更をすると一体感が生まれる
各実証実験の概要および検証結果の詳細は、tonari lab のブログをご覧ください
6つの実証実験の調査結果によって、tonariが、コミュニティ、家族、教育、障害者福祉など社会福祉の分野で「仕事」の枠を超えて役立つことが証明されました。将来的には、tonari labを海外にも広げ、より遠くの空間同士を一つに繋げる活動をしていく予定です。