こんにちは、令和トラベル社の篠塚です。 ご覧いただきありがとうございます!

実は、わたしたちのようなスタートアップフェーズでこのようなプロミス(約束)を制定するのは、早すぎるのではないかと思っていました。まだプロダクトはリリースしていないし、出来たばかりの会社でメンバーも数は多くないし、そんなコンディションにてこのような硬いプロミスを創る必要はあるのだろうか? プロミスが邪魔となりスピード遅延などが起こってしまうのではないか? もっと先にやるべきことがあるのではないか、と思っていました。まぁ、まだ後回しでいいだろうと。

しかし、よくよく考えてみると全く逆でした。

このようなスタートするフェーズだからこそ、真っ先にプロミスを明確化してメンバーと分かち合うべきだし、採用活動においても名言しておくべきであると思ったのです。何より、このようなプロミスを共有しあうことこそが強い組織を生み出し、強いプロダクトにつながると信じています。

わたしたちは海外旅行というエクスペリエンスを通じて社会を豊かにしていきたいと考えている、海外旅行代理店です。外国という表現はあまり好きではありませんが外の国へ行くこと、すなわち国の境界線を超えていくと、これまでの当たり前では信じられないような無数の価値観との出会いがまっています。自分自身がマイノリティになるからこそ、感じられることがたくさんある。

事業を通じてあたらしい旅行を創出していきたいと考えている以上は、このDIBプロミスの設計はチームの採用を強化する段階、プロダクトの企画検討をしている今だからこそ重要なものだと確信して定めたに至ります。

※なお、これらをポリシー(方針)として定めるのではなく、プロミス(約束)として定めています。強い意思をもって互いに約束しあうことによってワークすると考えており、何があっても破られてはならない大切なセンテンスとしてこのような表現を採用しました。

これらは一言でいうと、「AだからBできない」を無くすものである。

たとえば、

同性だから結婚できない

女性だから幹部になれない

男性だから主夫になれない

障害者だから旅行ができない

外国人だから就業できない

高齢だから転職できない

若者だから挑戦できない

といったものです。

では、それぞれを説明していきます。