Bunzzは、モジュール化されたスマートコントラクトをレゴのように組み合わせ、簡単にDAppをデプロイできるWeb3開発プラットフォームです。

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Bunzzが提供するネイティブモジュールだけでなく、スマートコントラクトのエキスパートが開発したモジュール郡も利用可能です。Docker Hubのレポジトリサービスのように、簡単に他のユーザーが開発したモジュールを利用できます。(レポジトリ機能は2022年 Q2実装予定)

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後述する独自のトークンエコノミクスを採用し、モジュールクリエイターに利益を還元することで、スマートコントラクトのライブラリ数をスケールさせ、利用価値の高いDApp開発プラットフォームとなることを目指しています。

Web3領域におけるOSS開発者をサポートしたい

Bunzzは開発支援ツールとしての価値提供だけでなく、現在のOSS開発者が抱えるジレンマを解決したいと考えてます。

log4jは素晴らしいOSSですが、脆弱性が発見されると激しく糾弾されました。開発者はバグの修正に尽力しましたが、それに対するリターンは皆無でした。

この一件だけでなく、OSS開発者が貢献に見合ったリターンを得ていない、という意識が開発者の間に拡がり、モチベーションの低下とイノベーションの阻害を招いています。

OSS開発者にトークンエコノミクスで持続的なインセンティブを。

Bunzzはこの課題を、独自のTokenomicsで解決し、スマートコントラクトモジュールの開発者が適切な対価を受け取れるようプロダクトのアップデートを設計しています。

具体的には、Bunzzレポジトリにアップロードされたスマートコントラクトモジュールが、他のDAppプロジェクトで使用されると、そのモジュール開発者にBunzzトークン「$BUNZZ」が支払われる仕組みを検討しています。

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BunzzのユースケースはどんなDAppか?

「モジュール化されたスマートコントラクトではPoCレベルのDAppしか開発できないのでは」とのフィードバックを時折いただきます。確かに複雑でオリジナリティのあるアルゴリズムを搭載したゲームチェンジャーなDeFiの開発等にはBunzzは最適化されていません。私達がフォーカスしているのは、よりジェネラルなDAppです。

Decentologyのファウンダー、Nikも言っている通り、通常のDAppを構成する技術スタックの約80%はフロントエンドやサーバーなど従来の技術スタックであり、特殊なスキルを必要とするスマートコントラクトは約20%です。