Notion 2.17:同期データベース、ステータスプロパティほか
同期データベースのオープンベータが開始
JiraのチケットやGitHubのPRに関する最新情報を、すべてデータベースとしてNotionに同期して確認できるようになりました。Notionの外部で変更が行われると、同期データベースが自動的に更新されます。ビューやフィルター、リレーション、ロールアップなどのNotionデータベース機能を活用して、チーム全体で情報を簡単に共有・連携できます。
JiraやGitHubのアカウントを持たないメンバーがいる部門横断的なチームでも、スプリントの情報をNotionで即座に可視化できます。リーダーシップから個々の担当者、マーケティングから営業まで、会社全体の人々がNotion上でJiraやGitHubの情報を見ることが可能です。
Notionのリレーション機能を使用して、GitHub PRをNotionのタスクデータベースに関連付けたり、Jiraチケットを会社の目標データベースにリンクさせたりできます。そこからロールアップ機能を使用して、プロジェクトのステータスや最終更新日のタイムスタンプなど、各項目に関する詳細情報を参照することが可能です。
同期データベースはまずオープンベータで利用可能になり、今後数週間ですべてのユーザーに展開されます。お手元の環境で使えるようになるまで、少々お待ちください。
ステータスプロパティ
Notionデータベースに、プロジェクトやタスクへのステータスを割り当てに活用できるステータスプロパティが新しく加わりました。未着手・進行中・完了などのステータスを明確に把握できる項目があらかじめ用意されており、新しいプロジェクトデータベースごとにカスタムプロパティを手動で設定する手間がかかりません。
ステータスオプションは
ToDo
、進行中
、完了
というカテゴリ別にグループ化され、データベースアイテムの整理やグループ化、フィルタリングなどが簡単にできます。各プロパティには、3つのオプションがプリセットされています。必要に応じてオプションを編集・追加し、色をカスタマイズすることも可能です。
ステータスプロパティは、セレクトタグまたはチェックボックスとして表示することができます。
データベースのリレーションの改善
新しく改善されたリレーションプロパティで、データベースどうしを関連付けましょう。
リレーション選択メニューのデザインが刷新され、関連付けられたデータベースからのページの検索・閲覧がより使いやすくなりました。
関連付けられたデータベースの情報のプレビューが、リレーションプロパティ内で見やすく表示できます。リレーション選択メニューの右上隅にある•••をクリックし、リレーション選択メニューに表示させるプロパティを選択することが可能になりました。
リレーションはより速く、より軽くなり、より効率的に作業できるようになりました。
ページへのアクセス要求
同僚からNotionページへのリンクが送信されても、表示する権限がなかったことはありませんか?以前は、ページの所有者に連絡するようにとのエラーメッセージが表示されていました。
これからは、 アクセスを要求する
ボタンをクリックするだけです。また、任意のメモを追加することもできます。アクセスを要求すると、ページへのフルアクセス権限を持つすべてのユーザーに通知が送られ、受信者はその要求を承認・拒否できます。
バグ改修と改善
API関連の新機能や改善についてはこちら developers.notion.com/changelog →
表示密度や行間隔の微調整により、コメントの読みやすさ、使いやすさが改善しました。
ユーザープロパティに設定人数上限を1名にするオプションが追加され、タスクやプロジェクトに単一の担当者をアサインするよう強制できるようになりました。