Jiraのインテグレーション
JiraをNotionに接続して、いつでもシームレスに最新情報を入手できるようにしましょう 🔗
NotionとJiraのインテグレーションによって可能になることがいくつかあります。NotionのページにJiraのリンクを挿入すると、すばやいアクセスやプレビューが可能になるほか、Jiraのプロジェクトや課題をNotionデータベースに同期して、すべての作業を一か所で管理できます。ここでは、さまざまなインテグレーションの形式やその設定方法について解説します。
備考: 現時点では、NotionのJiraインテグレーションはオンプレミスのJiraをサポートしていません。
サイドバーの
設定
を開きます。インポート
をクリックしてJira
を見つけます(リンクプレビューまたはリンクメンションの場合)。リンクプレビューとリンクメンションには
Jira
インテグレーションを使用します。もう1つのインテグレーションとして
Jira同期
があります。これを選択するとJiraのプロジェクトと課題をNotionに同期できます。Jira同期について詳しくはこちらをクリックしてください。
接続
をクリックし、認証フローを完了します。
備考: リンクプレビューはJira Softwareでのみ使用できます。
JiraのリンクをNotionに貼り付けます。
表示されるメニューで「プレビュー」を選択すると、プロジェクトや課題のライブプレビューが確認できます。
JiraをNotionにまだ接続していない場合は、JiraのリンクをNotionに貼り付けるときに、接続するように求められます。リンクプレビューについての詳細はこちら →
備考: リンクメンションはすべてのJira Cloud製品で使用できます。
JiraのリンクをNotionに貼り付けます。
表示されるメニューで「メンション」を選択すると、ドキュメント内で簡単にプロジェクトや課題を参照できます。
JiraをNotionにまだ接続していない場合は、JiraのリンクをNotionに貼り付けるときに、接続するように求められます。リンクメンションについての詳細はこちら →
Jira同期のインテグレーションでは、ユーザートークンの代わりに管理者APIトークンを使用してJiraのプロジェクトをNotionに接続するため、より統一された体験が得られます。
備考:
すべてのメンバーがJira同期を利用できるようにするには、まず、ワークスペースオーナーがJira同期を設定する必要があります。
Jiraサービスアカウントを作成して、Jira同期を設定することができます。Notionに同期したいプロジェクトにサービスアカウントがアクセスできることを事前にご確認ください。
同期データベースは、Jira Cloud製品(Jira Software、Jira Product Discovery、Jira Work Management、Jira Service Management)と連携できます。近日中にJira Serverもサポート対象に追加予定です!
Jira同期によって、Jiraのプロジェクトと課題をNotion上のプロジェクトと課題のデータベースとして表示できます。こうすることで、便利で多様なビュー、フィルター、並べ替えを使用して、複数のプロジェクトの確認や管理ができるようになります。
IDマッピングを使用してJiraのIDをNotionプロフィーイルに接続し、誰が何を担当しているのかをNotion上にある同期データベースで確認することもできます。
🟡 備考: ワークスペースオーナーのみがJiraの管理者トークンを使用してJira同期を設定できます。設定が完了すると、メンバー全員が使用できるようになります。
Jira同期の設定
同期の作成はすべてのメンバーが行えますが、Jira同期の初期設定はワークスペースオーナーのみが行えます。
サイドバーの
設定
→インポート
→Jira同期
に移動します。Jiraデータベースのリンクを貼り付けるか、スラッシュコマンド
/jira sync
を使うこともできます。Notionで以前にJiraの同期データベースを作成したことがある場合は、そのデータベースを開き、上部にある
Jira同期を改善する
をクリックします。
表示されるウィンドウで、
始める
をクリックします。Jiraの管理者メールアドレス、JiraのサイトURL、APIトークンを入力し、
次へ
をクリックします。
新しい同期の追加
備考: メンバーがプロジェクトを追加または削除するにはJiraの認証が必要です。メンバーが追加できるのは、そのメンバーがJiraでアクセスできるプロジェクトのみです。
サイドバーの
設定
→インポート
→Jira同期
に移動します。Jiraデータベースのリンクを貼り付けるか、スラッシュコマンド
/jira sync
を使うこともできます。
表示されるウィンドウで、
始める
をクリックします。同期するJiraのサイトを選択します。
新しい同期を作成
をクリックするか、既存の同期があればドロップダウンメニューでそれをクリックします。既存の同期を選択すると、プロジェクトは既存のプロジェクトと課題の同期データベースに追加されます。データベースが開いたら、そこでJiraアカウントを接続する必要があります(インテグレーションを設定したワークスペースオーナーが自分である場合を除きます)。ここで、Notionに同期したいデータを選択します。まず
同期するプロジェクトを選択
し、次に同期するプロパティを選択
します。
別のサイト、チームスペース、ワークスペースに別のJiraの同期を設定したい場合は、上のステップを繰り返します。コメントや添付(課題ごとに5ファイルまで、1MBを超えないサイズ)も同期されます。
データベースページにアクセス許可を適用し、コラボレーション相手が同期データベースにアクセスできるようにします。
備考: Jiraの同期データベースはNotionでの権限を継承します。メンバーは、閲覧権限のあるすべてのページの同期データベースにアクセスできます。
メンバーがJiraのプライベートプロジェクトをNotionページに追加すると、Notionページにアクセスできるユーザーは誰でも見ることができます。
同期データベースのユーザープロパティ
同期データベースにユーザープロパティが含まれるようになります!IDマッピングを使用して、サードパーティのJIRAのIDをチームのNotionプロフィーイルに接続できるようになりました。手順は以下のとおりです。
Jira Cloudが実装されていることをご確認ください。
管理者の場合は、Jiraにアクセスして
Jiraシステム設定
を開き、組織内のユーザーのメールアドレスの公開設定を非公開
から公開
に変更します。個人のユーザーの場合は、メールアドレスの公開オプションを変えて、手動で設定を変更する必要があります。こちらの手順に沿って操作してください。
同期データベースの編集と削除
Notionデータベースに同期されたJiraのプロジェクトと課題のプロパティを編集するには、同期データベースの上部にある •••
をクリックして、ソース
を選択します。
Jiraの同期データベースを削除するには、同期データベースの上部にある •••
→ テーブルを削除
をクリックします。
プロジェクトデータベース
JiraのプロジェクトはNotionのプロジェクトデータベースに同期され、リレーションで接続された課題の同期データベース内で、対応するJiraの課題に高度にマッピングされます。このデータベースでは、デフォルトのデータベースビューが事前に用意されているので、同期後はすぐに使い始められます。
アクティブ(テーブルビュー): 同期したプロジェクトのうち、ステータスが「進行中」のものが表示されます。つまりこのビューには、すでに完了したプロジェクトは表示されません。事前に設定されたフィルターによってオーナーと日付の絞り込みができるため、アイテムの検索が簡単です。
タイムラインビュー: プロジェクト名、ステータス、オーナー、進捗率が表示されます。事前に設定されたフィルターによって、ステータス、オーナー、日付の絞り込みができるため、アイテムの検索が簡単です。
ボードビュー: ステータス別にグループ化されたプロジェクトが表示されます(
計画中
、進行中
)。•••
メニューで、ビューにどのステータスを表示するかをカスタマイズできます。プロジェクトは優先度の高いものから表示されるよう、並べ替えが設定されています。すべて(テーブルビュー): 同期されたプロジェクトがすべて表示されます。事前に設定されたフィルターによって、ステータス、オーナー、日付の絞り込みができるため、アイテム検索が簡単です。
課題データベース
Jiraの課題(エピック、バグ、タスク、サブタスク、ストーリー)は、Notionのタスクデータベースと同等の機能であるNotionの課題データベースに同期されます。プロジェクトの同期データベースの場合と同様、デフォルトのデータベースビューが用意されているので、同期後はすぐに使い始められます。
プロジェクト別(テーブルビュー): すべてのタスクがプロジェクトごとにグループ化されて表示されます。事前に設定されたフィルターによって、ステータス、担当者、日付、プロジェクトの絞り込みができるため、アイテムの検索が簡単です。
エピック別(テーブルビュー): Jiraのストーリー、タスク、バグがエピックごとにグループ化されて表示されます。
ボードビュー: ステータスごとにグループ化され、優先度の高いものから順に表示されるよう、並べ替え条件が設定されています。事前に設定された表示プロパティは、担当者、プロジェクト、優先度、サブタスクです。
すべてのタスク(テーブルビュー): 同期されたタスクがすべて表示されます。事前に設定された表示プロパティは、タスク名、ステータス、担当者、日付、優先度、タグ、プロジェクトです。
自分の担当(テーブルビュー): このビューでは、あなたに割り当てられたタスクのみ表示するよう、フィルター条件が設定されています。事前に設定されたフィルターによってステータス、日付、プロジェクトの絞り込みができます。
Jira同期は大部分のJiraプロパティをサポートしていますが、一部のJiraプロパティはサポート対象外です。サポートされていないJiraプロパティの一覧は以下の通りです。
時間管理 | 解決 |
セキュリティレベル | Σ 進捗 |
進捗 | 制限 |
ステータスカテゴリー | ランク |
Notionは一部のJiraカスタムプロパティをサポートしていませんが、文字列、数値、セレクト、ユーザー、日付など、Jiraの基本的なカスタムプロパティはすべてサポートしています。
通常、初回の同期は数分程度で完了しますが、Jiraのプロジェクトと課題のサイズによっては、最大で数時間かかる場合もあります。
プロパティのリッチテキストやネストされたマルチセレクトなど、課題のフィールドやプロパティの一部は同期されない場合があります。
初回の同期が設定されると、プロパティの更新はリアルタイムでNotionに反映されます。新しいプロパティを作成すると、それらが同期されるには最大で12時間かかります。
JiraとNotionを手動で同期することはできません。Jiraで更新が行われると、自動でNotionに同期されます。
現時点では、Jiraで行われた更新のみがNotionデータベースにリアルタイムで同期され、逆方向に同期されることはありません。Notionデータベースに加えた変更は、Jiraには同期されません。
NotionにJiraが最終同期された日時は、データベースの最上部にある
Jiraと同期
の青いバッジで確認できます。黄色の同期に失敗しました
または同期が停止しました
が表示されている場合は、以下のステップに沿ってJiraを再接続しなければならない場合があります。プロジェクトやプロパティの追加、削除を行う場合は、同期データベースの編集権限またはフルアクセス権限が必要となります。権限設定を事前にご確認ください。
Notionに更新が反映されない場合は、ページの再読み込みをお試しください。
ウォッチャー
プロパティが正常に同期されるまでに、最大で12時間かかる場合があります。
備考: Jiraでプロパティを削除すると、同期データベース内の関連するデータベースアイテムも削除されます。
Webhookの登録ができなかった場合や、プロジェクトの同期に失敗した場合、データベースの上部に 同期に失敗しました
と表示されます。この問題を解決するには、別のプロジェクトでもう一度同期をお試しください。Jiraのプロジェクトに問題がないことも併せて確認します。
Jiraのトークンの有効期限が切れている場合や、ほかのユーザーがNotionからJiraを接続解除した場合、データベースの上部に 同期が停止しました
と表示されます。この問題を解決するには、同期が停止しました
の横にある 再認証
をクリックします。ワークスペースオーナーのみがこのプロセスを完了できます。
JiraインスタンスがNotionと再接続されても、プロジェクトと課題のデータベースは再作成されません。以前のプロジェクトと課題のデータベースを引き続き使用することになります。
JiraをNotionから完全に接続解除する手順は以下のとおりです。
サイドバーの
設定
を開き、インポート
をクリックします。Jiraの横にある
•••
から削除
をクリックします。
レガシー同期データベースは以下のような見た目をしています。レガシー同期データベースを所有している場合、上記のステップに沿って、新しく改善されたJira同期によってプロジェクトと課題のデータベースをNotionで再作成できます。