美しいポートフォリオとスピーディーな提案で、クライアントの信頼を獲得
厳選されたデザイナーと企業を結ぶクラウドソーシングサービス「JOOi」を提供するLIBASE。クライアントにデザイナーを提案する際、ポイントとなるのが、デザイナーのポートフォリオです。同社ではそのポートフォリオをNotionで作成。クライアントからの評判は良く、継続的に仕事を受注しています。ポートフォリオだけでなく、社内WikiもNotion上でまとめているLIBASE。リモートで働く中で、Notionは社員にとって不可欠な存在になりました。
デザイナーのポートフォリオはまるでカタログ
外部デザイナーに仕事をオファーしたい。そんな時、企業は「JOOi」を通じて、デザイナーをアサインします。企業から紹介依頼が来ると、「JOOi」の営業担当者は、Notionのギャラリービューで表示されたポートフォリオのページを開きます。そこから、依頼に適したデザイナーを複数人、ピックアップ。そして、選んだデザイナーのポートフォリオを企業に提案しています。ポートフォリオの評判を、プロジェクトマネージャーの澤田さん聞いたところ、「クライアントからは見やすいと言われ、好感触を得ています」とのこと。このポートフォリオはカタログのようにまとめられ、気になるデザイナーのページをクリックすると、プロフィールと過去実績が閲覧できるようになっています。ぱっと見た時に、そのデザイナーのクオリティや得意分野が把握できるのが、評判の理由です。
圧倒的な提案スピードを実現し、クライアントの満足度を上げる
「JOOi」のデザイナー・ポートフォリオは、各デザイナーが自分で作っています。「JOOi」への登録が決まると、Notionで作ったポートフォリオのテンプレートを、デザイナーに送付。デザイナーは、フォーマットに沿って、自分の実績をまとめています。
このポートフォリオは、「JOOi」営業担当者の提案スピードを速めました。以前なら、紹介するデザイナーが決まると、そのデザイナーが独自に作ったポートフォリオを提出するよう連絡。ポートフォリオが手元に届いてから、企業にデザイナーの提案をするため、時間がかかっていました。しかし、事前にポートフォリオがまとまっているので、スピーディーな提案が可能に。案件によっては、納期が短い場合があります。スピードが求められる中、クライアントの要望に応える。圧倒的な提案スピードは、「JOOi」のリピート利用に繋がっています。
在宅ワークを続ける会社の拠り所はNotion
2016年に設立されたLIBASEは、最初の4年間、オフィスを持っていませんでした。そのため、5人の社員は、在宅で働き、会議はオンライン。しかし会社として、意思統一をしないといけません。そこでLIBASEでは、Notion上にKPIをまとめ、会社としての指針を全社員に示しています。また、社内Wikiとして議事録、採用情報に顧客情報などもNotion上でまとめています。もし疑問が発生すれば、Notionへ向かえばOK。Notion上に会社の情報がすべてまとめられており、疑問を解決してくれるんです。LIBASE の社員にとって、Notionはネット上に作られたオフィスと言えます。
業務フローをまとめる中で情報を整理するスキルが身に付いた
仕事依頼が増える中、社内のリソースだけで業務を回すのが、難しくなってきました。そのため、LIBASEでは外部パートナーに、業務の一部を委託。新しく入ってきた外部パートナーには、できるだけ早く業務を覚えてもらう必要があります。スピード感をもった立ち上がりのために、LIBASEでは外部パートナーに業務フローをまとめたページを送付。そこには、ワークフローや業務の進め方が書かれており、仕事の進め方に迷ったら、Notionを覗けば、解決。Notionが教育係の役割を担っているんです。業務フローのマニュアルを作成し、社内Wikiを充実させていく中、澤田さん自身に変化が生まれました。「Notionで書く習慣が生まれたため、言語化する能力が上がりました。言葉で物事を捉えるので、思考力が付き、仕事の精度が上がったんです」
Notionを通して相手にどう伝えるのかを考え続けると、情報を整理する力を培えます。伝えるというビジネススキルを身に着けた結果、クライアントの心を掴みとれるんです。それが、案件獲得の第一歩につながっています。