タイミー執行役員CTO 亀田彗さんが明かすNotionを自分仕様に作り変える方法
スキマバイトアプリで知られる株式会社タイミー。執行役員 CTOの亀田彗さんは仕事とプライベートの情報をNotionのデータベースに集約。データベースを作成する際、常に念頭に置いていることは”何を達成したいのか?”です。
あらゆる情報を管理できる変幻自在なツール
Notionのデータベースをフル活用し、情報管理をする亀田さん。データベースがあれば、タスクや帳簿記録、ドキュメントなどあらゆることを管理できます。しかもフォーマットは変幻自在。亀田さんの情報管理のひとつに、トレーニング記録があります。ベンチプレスをしたら、何キロの重さを何回持ち上げたかをデータベースのテーブルビューに記録。データベースはカレンダーのビューにも切り替えられるようにしています。このカレンダーには実施日を記録。これを見ることで、トレーニングを休んでいないかどうかを把握できるようになりました。トレーニング記録の最終的なゴールはグラフ作成です。データベースをCSVとしてエキスポートし、グラフにすることで分析を導き出したいと亀田さんは話します。
自分は何をしたいのか?を念頭に置いてデータベースを作成
仕事のタスク管理もNotionのデータベースならできます。亀田さんは自身のやりたいことに合わせてNotionのデータベースを構築しています。”自分専用”タスク管理を作る際、亀田さんが意識したことは”振り返り”です。タスク完了後に振り返りをするために、プロパティには「開始時間」と「終了時間」を設定。後から見返した時に、各タスクにどれほどの時間を費やしたのか、どれくらい頑張ったのかがパッと見ただけで分かるようになりました。そして振り返ることで、時間をより効率的に使うようになりました。同時に、達成できた自分への自信創出も生まれています。データベースを使って何がしたいのか? このことを念頭に置いてNotionを使うことが、自分のアップデートに繋がっています。
共に働くエンジニアたちに伝わるドキュメント
CTOである亀田さんにとって、自身のマネジメントの下で働くエンジニアたちに意見を伝えることも重要な業務です。そこでNotionにドキュメントを書き、エンジニアたちに共有。ドキュメントを書くうえで大切にしていることは、プロジェクトを進める理由と背景を明記すること。これにより現場の動くエンジニアたちの理解が深まり、プロジェクトは正しい方向に着地できています。 「ドキュメントは伝わらないと意味をなしません。Notionならすぐに共有できるので、伝達スピードは速い。しかも見せ方も工夫できるので、深いところまで理解してもらえる。伝えるためのツールとして優れています」と亀田さんは語りました。Notionを使って何を達成したいのか? それを自問自答すれば自然とページは出来上がります。そのページの積み重ねが、あなたをアップグレードさせるでしょう。