**製造派遣の最大手UTグループ2146での課題の解決=

「安心・つながり・成長」への翻訳**


▶️企業価値の3要素「①売上高②ROIC③WACC」にはこだわる

JPRの代表宮下は、2013年から2016年まで製造派遣最大手、東証プライム UTグループ2146の役員を務めた。創業社長の若山社長と一緒に長期的な企業価値の増大のデザインを行った。

企業価値の3要素は①売上高②ROIC③WACCである。この理論的な視点は外せない。

▶️一般社員がワクワクする工夫「安心・つながり・成長」

一方でそれらの3要素を、一般社員にもワクワクするように浸透させていくにはどうしたらよいのか?必死に考えた末に生み出したのが、「安心・つながり・成長」概念である。これであれば、日本語が理解できる社会人ならば誰でも理解できるはずだ。しかも無味乾燥な①売上高②ROIC③WACCに比べると**「安心・つながり・成長」は、イキイキと生命力を感じさせる言葉だ。最初、経営幹部30名と毎週会議を開いて、「安心・つながり・成長」の戦略を徹底して議論していった。経営幹部にMBAなどのROICに詳しい人間は少数派であり、優秀だか、金融理論に詳しくない経営幹部にどう①売上高②ROIC③WACCと体系的に整合性のある戦略をつくるか必死に考えて中計をつくりあげていった。この試みは成功し、「安心・つながり・成長」はUTの社員でればだれもが知っている言葉となり、社員一丸となって成長しだした。**2015年ぐらいから2017年ぐらいにかけてUTグループの業績は大幅に増大し、株価は10倍になった。今のUTグループも以前として「安心・つながり・成長」を前面に出した経営をおこなっている。以下のサイトを参照されたい。

長期経営ビジョン | UTグループ株式会社 (ut-g.co.jp)

▶️「①売上高②ROIC③WACC」と「安心・つながり・成長」と関係

WACC=安心・信頼=Connection

安心は財務の安定性につながり、コンプライアンスの安定性や社会貢献などにつながる概念である。それはWACCの低下に寄与する。英語に置き換えた概念である安心は信頼も含めてコンフィデンスと名付けた。

ROIC=つながり=Connection

ROICは、経営資源がうまく戦略どおりにつながる高くなる。戦略と一致して人的資本である社員が一丸となって持って様々な利害関係者が提供する資本と連携して良いつながりができればROICは自然と上がっていく。ROICの本質は経営資源のつながり、一言で言えばつながりある。英語では、Connectionだ。

売上高=成長=Growth

売上高は割と簡単である要は成長することを表現していることになろう。英語で言えばGrowthだ。グロースコネクションコンフィデンスの頭文字を取ってGCC経営システムという独自の体型を弊社では作り上げている。そのGCC系AAシステムで我々はあらゆるアドバイスを行っている証券アナリストレポートもGCCという言葉にこだわって執筆している。

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