勤怠管理を安易に作るのはやめた方がいい。そう言われて作っちゃいました。 誰がどこから打刻可能で、承認フローもあって、ほとんどの業種で使えるクラウド勤怠システム。 仕掛かり当初は利用可能になるかもわからない。表向きは別システムのデモ用としてこっそり開発。 その後は自社で採用され、フレックス導入の最後のワンピースになりました。

経緯

僕は朝が苦手で本当に動けない。マネージャーが朝から来ないから、一部のメンバーも定時に来ない。フレックスの導入を上司に提案しても、すぐはできない。 誰かがいなくても、一番小さなチームの単位で最低限の業務が成り立つように考えてたら、少しぐらい誰か居なくてもうまく回るのに、そもそもみんな定時に来る必要があるのか? きちんと成果をあげれば欠勤しても評価が変わらない。有給を使ってもいいし欠勤にしてもいい。自分の給料に納得ができれば出勤時間を自分で選べる勝手にフレックス制度を作って見ました。

思いのほか快適になったので、正式なフレックス制度の運用設計したら簡単に導入できそうだったんです。唯一の問題は紙のタイムカードをパソコン版にした、古臭くて使いにくい勤怠システムでした。

そこで僕は、こっそり理想の勤怠システムを作ることにしました。 SIerには意図せず案件がなくなるタイミングがあります。案件なしにパートナーさんをキープするのが難しい。大切なチームのメンバーに「来ないで」とも言えません。手が空いていることを隠すにも有効でした。

自社での採用

そもそも最初はまともに動かなかったし、きちんと動かせる様にになっても自分たちが使うなんて思っていませんでした。ちょうどそんな時、社内の古臭い勤怠マシンが壊れデータすら取り出せなくなりました。 そこで勤怠システムをお披露目してみたんです 権限管理と承認フローが実装されたクラウド勤怠システムで、フレックスやシフト勤務の設定はもちろん、労働基準法と社員規定を柔軟に適用出来るバリデーション機能。 さらに全員の勤務予定と出勤状態が簡単に見渡せるシステムです。

すぐに採用となりフレックスの導入も行うことができました。 僕たちチームは正式に定時に出勤しない権利を手に入れました。

正式なフレックス制度の運用設計

正式なフレックス制度の運用設計.pdf

期間と人数

POC (1ヶ月 自分入れて2人空いた時間)

現実的な拡張 (3ヶ月 自分入れて2人空いた時間)

実運用に向けて (1ヶ月 自分入れて5人 通常案件並列)