GTDとは、Getting Things Doneの頭文字を取ったもので、組織と個人の生産性に関する コンサルタントのデビッド・アレン氏(David Allen)が提唱した、タスク管理の手法です。
日本語の書籍としては以下のものがある(残念ながら、物理本のみ)
GTDについて、上記の書籍『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』の記述を引用しながら解説すると、GTDとは「頭をすっきりとさせ、やるべきことに100%集中できるようにして高い生産性を発揮する」ための手法と言えます。
ただし、タスク管理の手法といっても、より多くのことを成し遂げるために、長時間働いて、多くのタスクをこなすといったものではなく、自らをとりまく世界に対して適切な形で関わっていくことが主眼としており、
それを実現するために
といった手段を取るものです。
GTDの進め方について、フローチャートにしたものが右の図です。 前の章と重複しますが、おおまかに言うと「頭の中のタスクや気になること」をすべて書き出し、リストアップされたもののうち、本当にやるべきものだけをやるようにする、というやり方になります。
『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』 p.71の図より作成
ステップバイステップで説明しますと