GTDとは

GTD(Getting Things Done)の概要

GTDについて、上記の書籍『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』の記述を引用しながら解説すると、GTDとは頭をすっきりとさせ、やるべきことに100%集中できるようにして高い生産性を発揮する」ための手法と言えます。

ただし、タスク管理の手法といっても、より多くのことを成し遂げるために、長時間働いて、多くのタスクをこなすといったものではなく自らをとりまく世界に対して適切な形で関わっていくことが主眼としており、

それを実現するために

といった手段を取るものです。

手法の概要

GTDの進め方について、フローチャートにしたものが右の図です。 前の章と重複しますが、おおまかに言うと「頭の中のタスクや気になること」をすべて書き出し、リストアップされたもののうち、本当にやるべきものだけをやるようにする、というやり方になります。

『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』
p.71の図より作成

『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』 p.71の図より作成

ステップバイステップで説明しますと

  1. まず頭の中で認識しているタスクや気になることを、どんな粒度でも良いので書き出し、これをインボックスと呼ばれる場所に置いておきます。

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  1. インボックスへのリストアップが済んだ段階で、その内容を精査します。 というのも「気にはなっているが、単なる願望であり、特に行動を起こす気がない」といった項目が含まれることがあるためです。そのため、リストを精査し、行動を起こすべきTODOでないものについては以下のように移動します。

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