Code for AIZUと日本酒の神様とSakepedia
Code for SAKEの面々で、Code for AIZUの藤井さん、前田さん、そして会津くらし研究所の矢野さん、会津の酒の神様こと鈴木先生に会いに、会津遠征してきました👀
なぜ会津?
イベント概要
- 日時:2月23日(木・祝)15:00~18:00å.
- 場所:地酒案内所 會津蔵武(https://www.aizu.club/) 会津若松市栄町8-44
- 定員:10名(満員御礼!!)
- 準備物:PC(事前にGitHubアカウントの取得をお願いします。)
- 会費:4,000円(当日現金徴収)
- 内容
- お話し1「会津の日本酒について」(日本酒の神様こと鈴木さん)
- お話し2「Code for SAKEの取り組みについて」(Code for SAKE前川さん)
- 自己紹介
- 実技「Sakepediaを使ってみる」
- 実技「お酒とおつまみ(三酒三肴)を楽しむ」
感想&気づき
- 前川
- Code for SAKE 創設メンバーの前田さんから「最近活動あまりできていなかったけど、思い描いていた方向に近づいていて嬉しかった」とコメントいただき、うれしかったです!
- 日本酒の神様の酒造りに対する活動が、シビックテックやオープンソースの活動と似た部分が結構あった。
- 隠さず情報をオープンにする
- 集まって学び合う
- データに基づく施策
- 酒器や温度によっても味わいが異なるので、その部分も取り入れたい。
- その年の米の出来で、溶けやすいかどうかが決まる。
- 出穂後40日間の平均気温と消化性Brix値に相関あり
- 溶ける→味は濃くなる。重く変化しやすい。
- 溶けない→味わいが物足りない。
- データも大事だけど、言語化も大事。ワインやビールに比べて足りていない。
- チップ文化のある国ではサーバーがいかにお客さんと話をして、どんなお酒を選んでもらって、提供するかが重要。日本だって同じ。
- 酒名言Tシャツ着がち。作りたい。
- 酒はエネルギー
- ワタシ キキザケ チョトデキル
- 非エンジニアにはGithubアカウントのハードルは高い。
- ペアリング いわゆる合う合わない
- マリアージュ 一見合わなそうな組み合わせが食べてみるとバッチリ合う
- 会津の道の駅には日本酒の神様のコーナーがある。できた当初、日本酒の売上が前年比2000%になった。
- この人のおすすめするお酒は飲みたい。ってあるよね
- 吟醸酵母には大きく分けて2種類ある。
- 「酢酸イソアミル」系 バナナやメロンのような香り
- 「カプロン酸エチル」系 りんごやイチゴのような香り
- バイオリズム
- 体をどう整えると美味しいか?
- 最初の出会い方が大事
- 武貞
- 酒の神様レクチャーメモ
- 講師:鈴木さん(元々は味噌・醤油の担当、日本酒担当になり、福島県産酒を扱う)
- 福島のお酒の特徴
- 全国新酒鑑評会での評価が高い
- 全国新酒鑑評会
- 明治からやっている、最も古く歴史・権威ある
- 予審(826)→決審(半分405)→金賞(上位1/4・205点)R3BY
- 福島県は一位になったら、被災で下駄を履かせてもらってると思っちゃう
- アンバーグラス(茶色・色がわからないようにして判断)
- コロナ以降は形式が変わってしまった
- 変遷
- H2年:金賞受賞0場(蔵を複数持っている場合もあるので場)
- H18年:23場(全国一位)
- H19:21場(新潟に奪還されて2位)
- H20:17
- H21:18
- R3:福島・長野
- R4:福島>秋田>兵庫>新潟(入賞数も金賞数も)
- なぜ強いのか
- 人材育成が充実:清酒アカデミー事業(H4年〜
- 高齢化(岩手・新潟・会津の杜氏さん)→地元杜氏の養成
- アカデミーで蔵人同士の仲間、横のつながりができるようになる
- 鈴木チルドレン(酒蔵の息子たちが杜氏になって帰っていった)
- 情報交換・技術共有が盛ん:高品質清酒研究会(H7年〜
- 持寄り会:お手本になるところが共有してだんだん良くなっていく
- 吟醸造りの最新情報あり:吟醸酒製造マニュアル(H14年〜
- 金賞が5場しかなかった→新しい薫り高いが発酵量が少ない酵母
- YK9号→山田錦が入ってこなかった、500万石だと精米50%が限界→酸味が出ないように、
- とまるでちがうのにごっちゃにしていた
- マニュアル化→読める短さ、A4片面(壁に貼れる)
- マニュアル通りではなくて、工夫・アレンジしながら基準を持てる
- 作戦会議:酒造講習会
- 蒸米・米麹(その年によってどのくらい溶けるかがわからない)
- 酵母(発酵させる微生物)
- 醪が濃い→味濃い・発酵不良・重い・変化しやすい
- 醪が薄い
- 稲の出穂後40日間の平均気温が重要(高い溶けない・低い溶けやすい)
- 平均消化性Brix値
- 美味しさ
- 芳醇:2種類の吟醸酵母
- うつくしま夢酵母:酢酸イソアミル系:バナナ・メロン(H3〜
- うつくしま煌酵母:カプロン酸エチル系:リンゴ・イチゴ(H20〜
- 淡麗:淡麗軽快(低温・長期間→味のきめ細かさ
- 旨口:米本来の旨味・甘味=強い麹
- 切れ味良好
- 良好な資源
- 米
- 夢の香:オリジナル酒造好適米
- 大粒米・低蛋白質(雑味を増やさない)・軟質米(心白粒・日ピュアな澱粉)・サバケが良い(粘らない)
- 福乃香:新品種
- 水
- 以前は硬水が珍重(失敗しない)
- 技術が進んで、高級酒に合う軟水の方がよくなった
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