1.参加者番号で異なる刺激を呈示する

ある参加者には「刺激A」,別の参加者には「刺激B」といったように異なった刺激を呈示したい場合は,「参加者番号の取得」と「if文を用いた条件分岐」の2つを実装する必要があります。

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2.参加者番号を取得するには?

参加者番号の取得は,小林先生の「実験・調査テンプレート」に含まれていますのでまずはこれをご利用いただくのが良いと思います。以下の説明もこのテンプレートの内容に合わせて進めていきます。

実験・調査テンプレート(実用版)

参加者番号の取得は以下のページにも詳しく説明されています。

参加者番号をデータのすべての行に入れたい

Global loop の「Scripts」で参加者番号を生成しています。実験実施用のホスティングサービスとしてJATOSを使用している場合は,JATOSで参加者番号を生成されますのでそれを使用します。

一方で,Pavloviaなどを使用する場合などは,プログラム内で参加者番号を生成する必要があります。テンプレートでは参加者番号を乱数で取得しています。

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上記のテンプレートを使用していれば,「parameters.participantID」で参加者番号を取得することができます。

3.参加者番号で条件分岐をするには?

刺激を入れ替える予定の「Loop」コンポーネントの「Scripts」で条件分岐をするコードを書いていきます。テンプレートでは「Main」が良いでしょう(ここら辺はケースバイケースです)。

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