- 「ワーク・エンゲージメントを高めるためのアクション集」とは?
- ワーク・エンゲージメントの規定要因「個人の資源」と「仕事の資源」
- ワーク・エンゲージメントとは?
- バーンアウトとは?
- 目次
個人の資源
「個人の資源」とはモチベーションやストレスに関わる当人の内的資源、心理的資源のことを言います。例えば、立ち直る力、自己効力感、楽観性などが例としてあげられます。
楽観性
楽観的な人は精神的・身体的に健康でモチベーションを高い状態を保ちやすいと言われています。現在・未来の成功に対して悲観的な考え方を示す従業員は仕事に対する思い入れや誇り、やりがいが低く、ワーク・エンゲージメントに悪影響を及ぼす可能性があります。そういった従業員にはポジティブに考える癖をつけるよう促しましょう。
楽観性が低い人の特徴
- 現在・未来の成功について悲観的な考え方をする
- ネガティブな発言を多々する
- 仕事を楽しくなさそうにこなしている
- 同僚の仕事ぶりと自身を比較して劣等感を感じている
楽観性が低下していないか確かめるための質問
- 今の仕事は楽しい?
- 些細なことでも、どうせうまくいかないと考えてしまうことはない?
- 「努力してもどうせ報われない」と考えてしまうことはない?