目標の運用イメージ

組織の状態はその時々で変わります。同様に、目標設定もその時の組織状態に合わせ、流動的に変更していくことがおすすめです。

例えば、繁忙期で業務の負荷が高まりやすい時期の場合は業務負荷の調整に重点を置いた目標を、組織の人員が増えた時はチームの信頼を高めることに重点を置いた目標を置き、3ヶ月や6ヶ月などのスパンで見直していくことをおすすめいたします。

目標のパターン

目標は、

で6タイプに分かれています。

目標の選び方

休職者・離職者が多く発生しており、まずは離職率を下げて健康的に働ける組織にしたい場合は、休職のリスクがある従業員の方の課題解決に注力する「離職防止」の目標をお選びいただくことをおすすめしております。

離職率の低下は問題なく対応できており、次のステップとしてより良い組織改善に取り組みたい場合は、全ての従業員の方の課題を解決する「エンゲージメント重視」の目標をお選びいただくことをおすすめしております。

従業員の方が抱える課題の中でどの項目にフォーカスするかは、以下の目標とスコアへの反映方法をご確認いただきながらお選びください。

目標と組織スコアの関係

目標を決定すると、目標に応じて現在の組織状態を評価する組織スコアが算出されます。

組織スコアは従業員が感じる課題が発生していない場合を100点とし、発生した課題の数に応じて減点されます。

それぞれの目標を設定した時のスコアの反映方法は以下のようになります。

| 目標の種類 | 重視する課題の項目 | 算出対象に含まれる コンディションタイプ | | --- | --- | --- | | エネルギーと情熱がある組織 | 業務負荷・業務の難易度 | 全て | | 効率よく健康な組織 | 業務負荷・業務の難易度 | バーンアウト・ワーカホリック ※休職リスクがあるコンディションを指します。 | | ポテンシャルを解放する組織 | 成長機会の有無・技能の活用度 | 全て | | パフォーマンスが出せる組織 | 成長機会の有無・技能の活用度 | バーンアウト・ワーカホリック | | オープンで自由闊達な組織 | 周囲からの承認・会社からのサポート | 全て | | チームを信頼できる組織 | 周囲からの承認・会社からのサポート | バーンアウト・ワーカホリック |