<aside> 👈🏻 拠点_福知山公立大学

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地域経営学部地域経営学科教授。

専門は、地域政策・コミュニティデザイン・ワークショップ。

「Tシャツからまちづくりまで」をキャッチフレーズに、学生や地域の人とともに、研究・実践をつづけている。

出会ったのは軒下のカフェ

私が谷口先生と初めてお会いしたのは、福知山駅近くにある商店街、新町商店街の一角にある 「アーキテンポ」というキッチン付きのレンタルスペースです。

正確には、アーキテンポの目の前の軒下で繰り広げられていた「カフェ」でした。

谷口先生は、隔週日曜日の月に二回、アーキテンポの軒下で 「レコードと珈琲 軒下Cafe」というものを開催しているそうなのです。

谷口先生いわく、 「勝手に軒下にお店を広げて遊んでいます」

ベンチを広げてレコードをかけながら、ご近所の人・通りがかった人たちに無料で珈琲をふるまい、呼び止めてはお話をしていく。 そんなイベントです。

この日は、ミヤサイの宮田さんご夫婦に連れてきていただいたのですが、 私がこのまちのこと、地域のことに興味があるという話をした際、

「私はこの本を参考にしてマネをしているわけなんですよね」

と差し出された本は、

田中元子さんの「マイパブリックとグランドレベル」。

グランドレベルとは、主に一階。道路や街に面した部分のことです。

路面店が楽しいところは、まちも楽しい。 一階づくりは、まちづくり。

そんな考えは新しいまちづくりのバイブルとなりつつあります。