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カヴール教

エデン教

紀元前1100年頃、カッサンドロスを教祖として開かれた宗教 カヴールに続き唯一神であるエデン神がカッサンドロスの元に降臨し、新たな経典を授かったとされる。 長年細々とオシャン付近にて信仰される土着宗教であったが、紀元前600年頃に勢力を爆発的に増加させる。 紀元前500年頃にはエデン教を中心としたとするアルバヌス魔法王国を作り上げ、500年もの間カヴール教と激しく戦うこととなる。 長きにわたる争いの果て終魔戦争を引き起こし、信者の95%以上は死に絶えてしまう。 スタファイム魔法王国が終魔戦争後も約250年残り、カヴール教も極一部の宗派が生き残ったのに対しアルバヌス魔法王国は人類を主導とするネザール皇国によって早々に滅ぼされてしまうが 魔導師と人が共に歩むべきであるとするネザール皇国内で僅かながらに信仰を続けていた。 しかしながら、最終的に魔導師の抹殺を掲げるレジエント帝国により魔導師もろとも地上から消え失せてしまうこととなる。

ロスター教

レジエント帝国の国教。かつて長年に渡り人間が魔族に支配され続けてきた結果生まれた宗教で、魔法が使える魔族を悪魔と形容し、一人残らず根絶やしとすることを是としている。

この宗教とともに生まれたレジエント帝国は魔族殲滅を掲げて膨張を続け、占領地では魔族や魔族と見なされた先住民・亜人などがその名の通り一人残らず虐殺された。

新世界歴400年頃に魔族が絶滅してからはやや穏健となり、従来のような先住民虐殺の傾向はなくなったものの、組織の硬直化が進み次第に腐敗の道を進んでいった。

元々はレジエント帝国でしか信仰されていなかったが、リフェールの戦い以降ルーレット帝国にも伝播し、12世紀頃にはルーレット帝国の国教となる。

この時代には勃興するマーベチックの機械文明を魔法の一種と見なし、マーベチックと敵対することになるが、第三次ルーレット戦役により破れるとその勢力は急速に縮小する。

同時期にレジエント帝国自体もレベット連合により打倒されることによって総本山は壊滅してしまうが、残党組織としては細々と近代化以降も生き残るとなる。

ただし、その地位としてはカルト教団のような立ち位置となっている。

アストレア教

マーベチック王国の国教

元々は世界崩壊以前に信仰されていたカヴール教の穏健派(アセン派)から派生したものではあるが、元の教義とはかけ離れたものとなっている。

教祖はアセン派と同じくアセンとしている。

過激な思想を持たない穏健な宗教であること、マーベチック王国が近代化以降世界的に覇権を握ったことにより、近代以降はルーレット大陸全域で幅広く信仰されている宗教である。

ただ、近代化以降生活水準の向上によって信仰深い者は減り続けている。