BOTCHAN EFOでは、入力された内容を「変数」に保存することができます。

変数について

管理画面で使用する変数は、「**システム変数」**と「ユーザー定義変数」の2種類の用意されてます。以下は変数の概要とそれぞれの説明になります。

変数

変数とは「値や文字列を格納しておくことが出来る箱」です。その変数の「箱」に命名&設定することで、シナリオ内で変数の箱内に入れた値を参照して、ユーザーの選択肢によって表示を変更したり、APIを利用したりすることもできます。

システム変数

BOTCHAN EFOのシステム側であらかじめ設定・用意している変数です。 上記の変数の説明から考えると、「すでに名前と値が設定されてる箱」が用意されてることになります。

例えば、システム変数「user_device」変数を参照すると、設置したボットを使用してるエンドユーザーのデバイスの種類(PC、スマホ、タブレット)を取得することができ、デバイスの種類によってシナリオの内容を変更することもできます。

システム変数「user_device」をボット側発言で参照した場合。設置したボットを表示すると、参照した「user_device」にはエンドユーザーが閲覧してるデバイス情報が文字列(pc、tablet、mobile)として表示される。

システム変数「user_device」をボット側発言で参照した場合。設置したボットを表示すると、参照した「user_device」にはエンドユーザーが閲覧してるデバイス情報が文字列(pc、tablet、mobile)として表示される。

ユーザー定義変数

ボット管理者が、自由に名前と値を設定することができる変数です。 設置したボットに、エンドユーザーが入力した内容(名前や住所など)を変数に格納することで、その内容によってシナリオを変化させたり、活用することができます。

<aside> 💡 (例)【性別】選択のあと、ボット側発言で選択肢の内容を表示する

  1. エンドユーザーが選択した内容を値として格納できるように、変数「性別」を作成・追加。
  2. 各選択肢(男性、女性、その他)には値を設定。
  3. 選択肢あとのボット側発言では、変数「性別」を表示するように設定。 →選択肢をエンドユーザーが選択したの場合、その値が変数に格納されて表示される </aside>

「入力された内容を変数に保存する」にチェックを入れ変数【性別】を設定し、各選択肢の「値」にはそれぞれ性別を文字列で入力しておく。

「入力された内容を変数に保存する」にチェックを入れ変数【性別】を設定し、各選択肢の「値」にはそれぞれ性別を文字列で入力しておく。

選択後のボット側発言では変数「性別」を表示するように設定。

選択後のボット側発言では変数「性別」を表示するように設定。

実際のボット表示。選択肢の値「女性」がボット側発言で表示された。

実際のボット表示。選択肢の値「女性」がボット側発言で表示された。