1. 画像の大きさを決める

前回,ストループ課題を作成しましたが,今回もストループ課題を題材にします。今回は実験刺激を「パワーポイント」で作成し,それを画像ファイルとして保存したものを刺激として使う方法について解説します。大学の演習授業や実習授業で,学部生が独力で実験を作成する際にパワーポイントは必須のツールです。そこで,今回はまずは実験刺激をパワーポイントで作成します。

今回の「ストループ課題」では,文字刺激の下側に赤色と緑色の色パッチを配置します。

文字の下に色パッチつきの画像を作成します。

文字の下に色パッチつきの画像を作成します。

パワーポイントを開いたら,まずはスライドのサイズを決めます。「デザイン」タブを選び,ユーザー設定の「スライドのサイズ」を選びます。

デザイン→ユーザー設定→スライドのサイズ

デザイン→ユーザー設定→スライドのサイズ

ダイアログの「スライドのサイズ指定」を「ユーザ指定」とし,「幅」と「高さ」にそれぞれ「600px」,「600px」と入力してください。数値の後の「px」を忘れずに入力するようにしてください。すると,パワーポイントでは自動的に「cm」に変換されます。「OK」ボタンを押すと以下のようにスライドの形が正方形に変わります。

今回「幅600px × 高さ600px」を選んだのは,「lab.js」の「content」の領域がデフォルト設定で「幅800px × 高さ600px」となっているためです。

600pxと入力すると自動的に「cm」に変換されます。

600pxと入力すると自動的に「cm」に変換されます。

2. 背景の色を決める