一部の方々には先行してお話しさしあげておりましたが、ピースデー関連のひとつとしてサリンジャーという戦後アメリカ作家の短編小説、「バナナフィッシュにうってつけの日」を読んで、その「謎解き」に挑んでみませんか?という企画へのお誘いです。

「文学は飢えた子の前で何が出来るのか」というサルトルの言葉に代表されるように、「文学?何それ、意味あんの?」って声もあるかもしれませんが、またこの作品を理解したところでたとえばお金持ちにはなれたりはしませんが、「これってどういう意味なんだろう?」っていうところを切り口に、自分で問いを立て、その謎に挑み、考え、自分なりの答えへとたどり着こうするそのプロセスは、「研究マインド」と呼べるものだと思うんですよね。なので、そうした「研究マインド」を(日常においても)持つ面白さの一端を感じてもらえたら、と思って企画しました。日時はまだ未定です。決まり次第お知らせします。前段(予習)情報としては添付のものが作品で、25頁(見開き13枚)程度なので長さ的にはそんなに長くないです。

なので、(内容については書いてしまうとネタバレするので)なるべくまずはご自身で一度お読みいただけたらと思います(おそらく「?」なところが複数出るはずなので、それがみなさんにとっての「謎」になります)。

また、作家情報としては「ライ麦畑の反逆児」という映画があります。こちらを視聴されるとサリンジャーがどんな人物で、どんな人生を送ったのか、の片鱗を知ることができるのでおススメです。

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