1️⃣ このような問題があります。

• カメラで撮影した動画を他のプレイヤーで再生すると音が聞こえますが、Vrewでは音が全く聞こえません。どうしてですか？

2️⃣ 原因はなんですか？

• 動画ファイルのオーディオ情報は通常ステレオとして録音されます。ステレオとは左オーディオチャンネルと右オーディオチャンネルが別々に録音されることを意味します。左側のオーディオと右側のオーディオの違いによって動画を再生する時、流れてくるオーディオを聞いている人は方向感覚を感じることができます。
• 上記のような問題が発生した場合、お持ちの動画のオーディオや音声ファイルがステレオとして録音された一方、左右のオーディオデータの位相が反対に録音された可能性が高いです。

  • Audacityというツールで該当する動画ファイルのオーディオを開いて位相を確認することができます。

    • Audacityをダウンロードする方法　(三角形をクリックしてください)

  • Audacityで動画を読み込むと以下のグラフのように、両チャンネルの波形が正反対になっていることが分かります。

    

    • 確認が難しい場合、以下のアイコンをクリックすると大きさの調節ができます。WindowsではCtrlボタンを押してマウスホイールで、MacではCommandボタンを押してトラックパッドで拡大することができます。

      

    • 最大に拡大させた状態で左右チャンネルを比較するともう少し確実に見えます。

• Vrewでは音声認識をするためにオーディオのステレオチャンネルをモノチャンネルに変更します。モノチャンネルとはオーディオが一つのチャンネルを持つことを意味します。以上のようにステレオチャンネルの左右の位相が反対に録音された場合、左右の位相が重なって相殺されてしまい音が流れなくなる恐れがございます。以上のようなオーディオの場合、イヤホンで聞くと左右を分けて音を聞くためそのおかしさに気づくことができません。しかし、スピーカーで聞いてみると、聞く位置によって左のスピーカーと右のスピーカーから出てくる音が相殺されてしまい音が小さくなる場合がございます。したがって、Youtubeなどにアップロードするには適切ではない動画になります。

3️⃣ どうすれば解決できますか？

• オーディオチャンネルの位相が反対になっている動画ファイルをVrewで編集するためには左右のチャンネルの中で一つを削除する必要がございます。本ページではHandBrakeというツールを使って変換する方法をご紹介いたします。

HandBrake: Open Source Video Transcoder

• Windowsをお使いの方 (三角形をクリックしてください)
• MacOSをお使いの方 (三角形をクリックしてください)

4️⃣ 問題が解決できなかった場合