RAGとは? 一言でいうと…

AIに質問をするとき、AIが自分の記憶(学習済みデータ)だけで答えさせようとすると、情報が古かったり、ウソ(ハルシネーション)をついてしまったりすることがあります。

そこで、AIが答える直前に、質問に関連する**最新で正確な資料(カンニングペーパー)**をアシスタントに探させて、それを読ませてから答えさせる。この一連の賢い仕組み全体がRAGです。


「超優秀な生徒のテスト」でイメージしてみよう

これまでのAI技術を、一人の「物知りだけど、知識が少し古い生徒」に例えてみます。

状況1: 普通のテスト(AI単体)

状況2: オープンブックテスト(RAGの仕組み)

先生は、この生徒に超優秀な図書館司書のアシスタントを付けてあげることにしました。これがRAGの導入です。

テストの流れがこう変わります。

  1. 先生が質問を出す
  2. アシスタントが資料を探す(これが『検索』:Retrieval)
  3. 生徒に参考資料を渡す(これが『補強』:Augmentation)
  4. 生徒が資料を読んで回答する(これが『生成』:Generation)

RAGと、これまでの技術との決定的な違い