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前回、何気なく書いたOHM系プロトコルの考察の記事がおかげさまで高評価をいただけたので、熱が冷めないうちに、第二弾として流動性や担保の観点から、解説を試みる。日本人の皆様におかれては、興味はあるがあまり知らないという状況の方が多いのではないかと思う。

今回のまとめ

OHM系プロトコルは

●トークンが他の仮想通貨により、価値が裏付けられている。

●トークンの取得方法は2種類ある。

●流動性提供の証(LP)もトークン取得に利用することができる。

●これによって、プロトコルは裏付け資産を増やすことができる

●裏付資産による流動性と価値の安定性により、仮想通貨世界における、基軸通貨となる目的を達成する。

前回のおさらい

OHM系プロトコルは

●仮想通貨の世界における基軸通貨として安定した価格で供給量の多いトークンを発行することが目的

● 持ち合い/リベースが前提

●発行するトークンが資産により担保されている

●資産をプロトコル使用者がプロトコルに供給する仕組み

これらを達成するために

●プロトコル自体に流動性を持たせる

●トークン保有者に長期保有させる/プロトコルにstakeさせる

トークンの裏付け(担保)