Webサイト化したNotionを情報発信のためのCMSとして見たときのメリットを4つ記載しています。Notionは特にライティング体験が素晴らしく、WordPressと比較するとキビキビと動く高速さ、画像や内部リンク、TwitterやYouTube埋め込みなどコンテンツ挿入の簡単さは一度知ってしまうと離れられません。本記事ではNotionにおけるライティング体験がいかに素晴らしいか、また高速に記事執筆が可能になる方法を記述しています。
参考: WordPressブログをNotion製Webサイトに移行することにしました | まほウェブ
WordPressブログをNotion製Webサイトに移行することにしました
目次:
コンテンツはとにかく高速に発信してナンボ、だと思っています。
「全世界に公開していいメモ帳」のつもりで情報をアウトプットしていく
という言葉は下記ブログに感銘を受けて。
“全世界に公開していいメモ帳”のスタンスで書くブログが誰かの助けになる【エンジニアのブログ探訪】 - 週刊はてなブログ
なんなら「書きかけ」の状態でも公開してしまってOKと考えています。
ただし、さすがにタイトルだけのメモは非公開で運用しています。NotionをWebサイト化して公開する場合、特定の階層以下につくられたページは原則全て公開となるのですが、たとえばフィルター機能を利用して表示されないように出てこないよう設定することは可能です。
全体の割合として書きかけや内容の乏しいコンテンツをWebサイトとして公開してしまった場合、「低品質コンテンツ」としての SEO上の扱いを受けてしまう可能性はあります。
このあたりはコンテンツ量が増えてきた場合に、たとえば Search Consoleなどの指標をチェックしながらコンテンツ管理を行っていくのが良いでしょう。
SEOのことを気にしすぎて、「公開できない」という状態になる方が好ましくないと考えます。とりあえず公開してしまって、評判の良くないコンテンツは後から管理を考える、という方式のほうがリソースが少ない場合のコンテンツ制作体制としては上手くいくでしょう。
参考タグ: SEO | Search Console
ライティングに関して、文体や書きぶり、読みやすさなどで勝負するのもいいですが、所詮Webの記事などナナメ読みされてしまうものです。
だとすると、「情報そのもの」「アウトラインとして固まっていること」「インデント形式で構造化されている情報」で勝負するのも良いのではないでしょうか?
むしろリサーチ結果などは、「文章」というより「構造化されたアウトライン」のほうが分かりやすい場合もあります。
たとえばWordPressや他のCMSにおいて、いざ記事を執筆しようとしたのに、開かれたタイトル・本文エリアの真っ白に面食らって「ウッ…」と手が進まなくなった経験はありませんか?
ライティングをする人にとって、真っ白な記事編集画面は乗り越えなければいけない壁であり、恐怖です。ブログ記事でなくても、レポート課題などで「何を書こうか…?」と手が止まってしまう方は多いのでは。
これを解決する方法の1つが、先にお伝えしたアウトライン構造から始めること。しかし面倒くさがりな私は、そのアウトライン作成作業さえ気が乗らず、おっくうに感じてしまうこともしばしば。
その点もNotionは解決してくれました。 ライティングについて「気が乗らない・着手する気にならない」を解消する1つのテクニックとして、「日付やテーマ・キーワードなど、確実に書ける項目から埋めていく」というものがあります。