その後のアニメ制作最前線!ネスカフェ香港アニメCMの裏側をアニメクリエイターのりょーちも氏、CGクリエイターけーぜ氏に聞く(前編)

インタビュー参加者:りょーちも、けーぜ、加藤はるか

インタビュア・文責:橘 茂生

記事プロデュース:パンケーキ株式会社

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ネスレ香港CM動画

オリジナル版:https://www.youtube.com/watch?v=YZBTgFh33v0&feature=youtu.be

日本語版:https://youtu.be/5rrMtYiV3FE

2020年前半のアニメ業界は、新型コロナウィルスの感染拡大とその抑止のため、多くの劇場版作品やTVアニメが公開や制作を延期されるという、前代未聞の大きなニュースが続いた。

そんな中、日本産アニメの世界的なブームは止まることを知らず、着実に世界のステージで確固たるブランドを築きつつあることは、英語圏のアニメビジネス系ニュースから伝わってくる。そして今、また一つそれを実証するかのようなニュースが入った。

https://www.youtube.com/watch?v=5rrMtYiV3FE&feature=youtu.be

フィルモニーの新井陽次郎さんがアニメーションディレクターを勤めたネスカフェ香港のアニメーションCMが公開されたのだ!

そのCM動画をチェックするとかなりのハイクオリティなのは一目瞭然だ。そして幸運なことに、今回CM制作を担当したクリエーターに話を聞くことができた。日本のアニメ業界、コロナ禍でデジタル化が一気に進んでいるという噂もあるが、実際はどうなの?技術的にはどの程度進化しているのか、CM制作の裏側もいろいろと聞いてみたい。

今回お話を伺ったのは今回のネスカフェ映像の一部シーンの制作協力を行ったパンケーキ株式会社のチームで、もうかなり前から3DソフトBlenderによるアニメ制作に精力的に取り組んでいる、アニメクリエイター、映像作家のりょーちもさん、CGを担当したけーぜさん、プロジェクトマネジメントを勤めた加藤はるかさん。コロナ禍と言うこともありオンラインでのインタビューを試みた。

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