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沖縄美ら海水族館で、メスとしては国内で最も長く13年余り飼育されていたジンベエザメが今月17日に死んだことが分かりました。

沖縄県本部町にある沖縄美ら海水族館によりますと、オスの1匹とともに水族館で飼育されていたメスのジンベエザメが今月17日、死んでいるのが確認されました。

このジンベエザメは、メスとしては国内で最も長く平成20年4月から13年余り飼育されていました。

体長が8メートルあり、観光客などから人気を集めていました。

飼育する前から、あごの骨格に異常が見つかり、成長とともに骨格が変形していったということです。

およそ1か月前からは、餌を食べられなくなり、今月12日に医療チームが海上の生けすに移動させて治療に当たりましたが、体力が戻りませんでした。

沖縄美ら海水族館の担当者は「どのように成長していくか楽しみだったので、とても残念ですが、あまり知られていないジンベエザメの生態の解明によく貢献してくれました」とコメントしています。