皆さんは、「Blitmap」をご存知でしょうか?
Blitmapは、ショート形式の動画共有サービス「Vine(現在はサービス終了)」の元CEO『Dom Hofmann』によってスタートした NFT プロダクトです。
そのNFTはすべて、17人のアーティストが作成した100個のオリジナルピクセルアート作品から始まりました。
ユーザーは、任意の2つのオリジナルNFTを組み合わせて、独自のバリアントを作成することが可能です。
また今後は、メタバースやゲームなどにも対応していく予定とのこと。
ちなみに、全てのデータがオンチェーンで管理されていることから、「フルオンチェーンNFT」「インチェーンNFT」とも呼ばれます。
OpenSeaのfloor price(最低価格)は執筆時点で4.8ETHとなっており、手軽に買えるNFTではないことがお分かりいただけるでしょう。
そんなBitmapプロダクトの運営チームが、「Blitmapはパブリックドメインになりました!」という発表を記事でおこないました。
ちなみにパブリックドメインとは、著作物について知的財産権が発生していない、もしくは消滅した状態のことを指します。
つまり、個人的だろうが商用的だろうが、ゲームにしようがおもちゃにしようが、好きに使って良い状態になったのです!(※日本語訳パートで後述するが命名には注意が必要)
従来の多くのNFT(特にIPが絡んだNFT)では、NFTを購入したとしても権利関係のすべてが保有者に譲渡されるわけではなく、またその線引きが曖昧であるという課題がありました。
せっかくNFTを保有していても、メタバース上で好きに飾れなかったり、Tシャツにして販売できなかったり等、NFTを購入する側からすると不便な規定が多いのが事実です。
それに対してBlitmapは、有名なNFTでは初(?)のパブリックドメインNFTになったとのことで、私自身とても驚いたとともに、「これは新たなNFTのかたちが見れるのではないか!?」とワクワクしています。
ということでこの記事では、Blitmapが発表した英文記事「Blitmap is public domain」を日本語訳していきます。
なお、もし誤表現・誤訳などございましたら、お手数ですがhttps://twitter.com/yutakandoriまでご報告いただけますと幸いです。
以下は、原文を日本語訳したものになります。