https://s3-us-west-2.amazonaws.com/secure.notion-static.com/d56a36bd-ba07-4f50-8a9f-e4405de71311/images2FPuHXXLXNjXgDl2YrXAeRE8HBNd832FdJFQ2Qoep.png

今回は、NFTの活用方法に関するお話です。 大きく分けて7項目を、順番に解説していきます。

(1) 1点モノ:Beeple他

2021年に散々紹介されてきたので、もはや説明不要のNFTの王道的な使い方で、アート作品との相性が抜群です。 Foundationなどを活用することで、私も心から応援するクリエイターさんたちもデジタル作品で収入が得られるようになります

参考記事:BeepleのNFT作品が75億円で落札、アート界に変革の兆し

(2) コレクション(PFP):BAYC他

こちらもNFTの定番かつもっとも人気の高い活用方法で、海外では10,000種類の統一感のあるキャラクターを、Twitterアイコン(PFP/プロフィールピクチャ)などにして連帯感やコミュニティを構築。 セレブも参加、所有者のみ参加できるオフ会、ゲーム化・映画化など360度幅広い発展を見せています。

参考記事:NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」とは

(3) 証明書:Cert.他

物理的なアート作品などの証明書にNFTを活用するCert. 「オフラインの価値をオンラインに持ち込み、橋渡しをする」機能を持っています。 デジタルデータになぜ価値がつくかを直感的に理解できない一般層に対しても、価値をわかりやすく伝えることができる点でも有用です。

参考記事:Startbahn Cert.プレスリリース

(4) 無償配布キャンペーン:CyberConnect他

NFTを無料で配布する、いわゆるGiveawayキャンペーンです。 NFT作品を広く知ってもらうため、販売するのではなく受け取ってもらう方式が定番化しています。 物理商品の”無料特典”として、NFTを配布する活用方法も利用されています。

参考記事:分散型ソーシャルグラフ/WEB3系SNSサービス『CyberConnect』がリリース ― 早期登録でNFT無料配布も

(5) 権利/機能:ENS他

ENSは、DNSのCrupto版のようなもの。 DNSのドメイン名のように振る舞う、ウォレットアドレスの命名権利です。 ウォレットアドレスの長い文字列を、人間が認識しやすい任意の文字列(~~.eth)に置き換えられるとあって、大勢の人が利用しています。

ENSのように、NFTは、「権利」や「機能」といった無形物にも活用できます。 活用範囲はほぼ無限にあり、GAS代問題が解決していくと、データ上に再現可能なあらゆる権利/機能がNFT化されていくことでしょう。

関連記事:ENSとは何か?メリットや使い道について解説

(6) IP創出:Loot他

ここからが、今日の本題です。 NFTが持つ特性をフル活用すると、これまで「NFTなしの世界線」では実現できなかったことを、実現可能にします。 その筆頭が、ボトムアップ型にIPを創出する『Loot』です。 世界中のみんなでゲームを作るオープン・プロジェクトに経済的インセンティブが付いています。