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こんにちは。スプラトゥーン愛好家兼フォトグラファーのゆーいです。先日NFTのオークションプラットフォームであるFoundationにて、自分の作品が落札されました。

Dreamy Landscape | Foundation This is a Japanese landscape that captures the light that is foundation.app

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落札されたNFTはこちら。自分の周辺ではNFTがホットな話題だっただけに、NFTについて理解がない状態から調べながら出品し、NFTクリエイターとして第一歩を踏み出せた事をとても嬉しく思っています。まだまだ情報が少なく変化の激しいジャンルにて貴重な経験が出来たので、記念にnoteを書いてみました。めちゃめちゃ長くなってしまいましたが、お時間あれば最後までお時間いただけるとうれしいです◎

このnoteには

・写真をNFT化してから売れるまでに失敗したこと5選

これらの内容について書かれています。NFTについての日本語での情報がなさすぎて失敗しまくって散財した経験を是非お楽しみください。笑

特に、情報の少ないFoundationの出品事例を紹介しています。この記事を読んで頂ければ無駄に散財せずに済むコツがわかりますので、これから取り組まれる方は是非読んでいってくださると嬉しいです。

ちなみに僕もNFTについては調べ初めて1ヶ月程度の素人です。間違いなどあるかもしれませんし、そこそこNFTとブロックチェーンの知識があれば全く必要のない記事になります。そういった前提で読み進めていたけましたら幸いです。

写真をNFT化してから売れるまでに失敗したこと5選

それではさっそく失敗したこと5選を紹介していきます。失敗した事を紹介しながら、こうしたらよかったなと思う事まで書いてますので、これから取り組まれる方の参考になれば幸いです

1,ブロックチェーンの理解が甘いと、そもそもNFTが理解出来ない

失敗したというか、理解するのに時間掛かった事です。なんとなく盛り上がっているけどそもそもNFTとは?という状態からスタートしました。NFTとはNon Fungible Token=代替性の無いトークンの事です。デジタルなのに代替性が無いとはどういうことでしょうか?これを説明すると長くなってしまうので端折りますが、代替不可であることはブロックチェーンの技術の上に成り立っています。そのためブロックチェーンの事を理解していなければ、なぜ代替不可なのかが理解できないため、まずはブロックチェーンの理解が必要になります。もしブロックチェーンのことも理解してないよという方がこれから調べるのでしたら、ブロックチェーン→ビットコイン→イーサリアム→スマートコントラクト→NFTというキーワードの順番で調べる事をおすすめします。 詳しい説明は省きますが「NFTってよくわかんないけどすごい金額で作品が取引されてるし、とりあえずやってみたい!」という考えでNFTの事を理解せずに取り組む事はおすすめしません。これは後述する文化を理解しなければ販売に繋がらないからです。調べた限りだと、話題になるような高額取引は運がよかったか、もともとファンの中にNFTコレクターがいたか、NFTの文化を理解している方の実績です。ちなみに僕はラッキーでした←

2、最小の日本円で試そうとしたこと

ブロックチェーンを理解し、NFTについても理解を深めたところで、NFTを取引するために必要なガス代と呼ばれる手数料のようなものが発生する事を把握できます。僕は過去にブームだったときにあまり理解もないまま購入したイーサがあったのですが、とうの昔に売却していたため0からイーサを買う事になります。これから始めるのであればイーサを所有していない方も多いかと思いますが、今はめちゃめちゃ高騰してます… できれば損をしたくなかったので、当初は調べた限りで必要であろう最小限のイーサを買い、足りなくなったら追加購入すればいいかと考えました。これが間違いでした。次のガス代がかかるタイミングの話にも繋がるのですが、ガス代がかかるタイミングの他に、ガス代自体がいくらになるかはイーサの状況次第なため、結果的に予想してたより遙かに多くのガス代がかかりました。 「調べた限りで必要であろうガス代」の調べた内容はすでに数ヶ月前の事が書かれたブログ。多少の誤差はあると思ってましたが考えていた以上にお金がかかり、結果的に最初に入金した分はあっという間に額が減り、1つも出品できない残高になってしまいました。 プラットフォームにもよりますが、これからイーサを買って始める方は5〜10万くらいは購入する覚悟で始められた方が良いかと思います。

3,どのタイミングでガス代がかかるか理解していなかったこと

これが一番調べてもわからない部分でした。特にFoundation。NFTのプラットフォームに関する説明は英語が多いため、まずは英語を読んで解読するのですが、DeepL頼みの翻訳を読んでもわからない…日本語で書かれた記事も見付かりましたが、それも数ヶ月前の記事だったりで信用していいか分からない…ということで、とりあえずFoundationとopenseaに出品してみて幾らかかるか試しました(バカ) 2021年9月時点でこのぐらいかかるよという目安にして頂ければと思います。

・opensea 作品のmint(商品登録のようなもの)にはお金がかからず、最初のlist(販売開始)にお金がかかります。僕が試した2021年9月前半では12,000円程度でした。その後商品の編集や値段を変える、出品を停止するなどの軽度の手続きは2,000円前後のガス代でした。重要な事ですが、openseaでは2回目以降の出品にガス代が掛かりません。

・Foundation 作品のmintとlistの両方に6,000円〜12,000円程度の費用がかかります。かつFoundationは2回目以降のmintとlistのどちらにも同じようにガス代がかかります。これがopenseaと大きく違う所です。また、もし仮に落札があった場合、最後にNFTを引き渡しイーサを受け取る際にもガス代がかかります。僕が最初に落札してもらった作品を引き渡した際には8,000円程度掛かりました。もしかしたらopenseaなどでも引き渡しの際に掛かるのかもしれませんが、まだopenseaでの販売実績がないので不明な部分です。