「カロリーを減らしているのに、なぜか太る…」
「お腹が空いていないはずなのに、つい食べてしまう…」
そんな経験はありませんか?
実はそれ、**うま味調味料(MSG)**が関係している可能性があります。
近年の研究では、MSGが“食欲をコントロールするホルモン”に悪影響を与えることがわかってきました。
今回は、そんな「うま味調味料と太りやすさ」の関係について、わかりやすく解説していきます。
MSG(うま味調味料)とは?
- MSGは「グルタミン酸ナトリウム」というアミノ酸の一種。
- 昆布などに含まれる“うま味成分”を人工的に作ったもので、加工食品によく使われています。
- 日本では食品表示上、「調味料(アミノ酸等)」と記載されているため、名前を見ただけではMSGだと気づきにくいのが現状。
MSGは食欲ホルモン「レプチン」に影響する?
- レプチンは脳に「満腹」を伝えるホルモンで、私たちの食欲をコントロールしてくれています。
- 近年、動物実験においてMSGがこのレプチンを破壊する可能性があるという研究が報告されています。
📚 参考研究:
- ラットにMSGを投与した実験では、レプチンの働きが阻害され、満腹感を感じにくくなった=過食・肥満の傾向が見られた。
- 特に幼少期や長期にわたる摂取でリスクが高まるとされる。
MSGの摂りすぎは“太りやすい体”をつくる?
- 満腹感が得られにくくなることで、結果として「つい食べすぎる習慣」が身につきやすくなります。
- 加工食品・お惣菜・冷凍食品など、MSGは日常の中に非常に多く使われており、知らないうちに摂取量が増えるリスクも。
🧂 MSGが使われやすい食品の例: