コンポーネントの構成

https://s3-us-west-2.amazonaws.com/secure.notion-static.com/e1a17d29-da90-4058-b041-f1b8d733285b/lineload_1.pdf

このコンポーネントは,GUI入力で要素外力(等分布荷重)を生成できるコンポーネントです。出力形式は以下の通りです。Wx, Wy, Wzはそれぞれ全体座標系のx,y,z方向等分布外力です。

要素外力はGHPythonなどで直接記述することもできますし,ReadBeam2などでRhinoデータから読み込むこともできますが,本コンポーネントを用いれば,NumberSliderで外力の大きさをパラメトリックに変更したり,座標指定で一度に複数個所に要素外力を付与できます。

入力するデータは以下の通りです。赤字は入力必須データです。

x, y, z座標値は,デフォルト値のままとすると,すべての要素に対して要素外力が生成されます。x, y, zをすべて指定すると,その座標上に存在する要素に対して要素外力が生成されます(その座標上に要素が存在しない場合は生成されません。また,要素の座標は中点を参照します)。また,xとyだけ,xだけ,zだけ,など,部分的に座標値を入力することもできます。そうすることで,例えばx=3.0となるすべての要素に要素外力を付与する,x=1.0, z=3.0となるすべての要素に要素外力を付与する,といったことが可能です。

使い方

ここでは,Boundaryの使い方の説明で扱った2つ目のモデルを基に説明していきます。

https://s3-us-west-2.amazonaws.com/secure.notion-static.com/66c010da-9853-4084-95e8-bfbc0df41e10/lineload_2.pdf

この例では,境界条件と梁要素のジオメトリ,端部結合条件,要素番号ならびに節点番号,要素外力を表示しています。ユーザーテキスト入力によって既に部材0と1には鉛直下向きに5kN/mの要素外力が作用しています。

Grasshopper画面に戻り,LineLoadをキャンパスにドラッグします。

https://s3-us-west-2.amazonaws.com/secure.notion-static.com/1ddc1a5c-b8bc-4879-bd93-79d4870a057e/lineload_3.pdf