JavaScriptは、Brendan Eich氏によって考案されました動的プログラミング言語であり、ブラウザ標準のスクリプト言語として、PCやタブレット、スマートフォンなどの主要なブラウザのほとんどで実装されています。
JavaScriptは汎用性が高く、初心者にもやさしいプログラミング言語です。ゲーム、2D/3Dのアニメーション、包括的なデータベース駆動型のWebアプリケーションなど、Webサイトに様々なインタラクティブな機能を実装することができます。
1996年にJavaScriptを標準化するために、ECMA(European Computer Manufacturers Association:欧州電子計算機工業会)にJavaScript言語仕様を提出し、標準化されたJavaScriptはECMAScript(ES)という名前が付けられましたが、実際には、ほとんどの人が区別なくJavaScriptという名前を使っています。
2010年代にブラウザにECMAScriptのバージョン5(ES5)が実装され、2015年にリリースされたES6でクラスやモジュールなどの重要な機能が追加されました。
JavaScriptはES5より前のバージョンに存在した、プログラミング言語としての問題を後方互換性の関係で修正・除去することができませんでした。そのため、プログラム上でstrictモードを選択することで、過去のバージョンの問題を修正できるようになっています。
スクリプト言語
スクリプト言語とは、簡易であることを目的として作られたプログラミング言語で、プログラミング初心者も取り組みやすい言語となっています。
インタプリター型の言語
プログラムを先頭から逐一解析し、コンピュータに理解できる形式に翻訳しながら実行してく言語になります。
コンパイル言語に比べると動作が遅い反面、プログラムの実行にコンパイルする必要がないため手軽に開発を進めることができます。
様々な環境での利用
JavaScriptは、もともとブラウザ上で動作することを想定して作られた言語ですが、現在はブラウザ上での用途に留まらず、様々な環境で動作しています。