OpenSees for Grasshopper は,カリフォルニア州立大学バークレー校(UCB)にある太平洋地震工学センター(Pacific EarthquakeEngineering Research Center, PEER)が開発したフリーかつオープンソースのオブジェクト指向型有限要素解析フレームワークであるOpenSeesをGrasshopper上で操作可能にし,日本の建築基準法に即した構造解析・構造設計が行えるように開発を進めている汎用建築構造解析コンポーネント群です。開発は北九州市立大学(株)DN-Archiの藤田慎之輔(shin_str_dgr)が行っており,実務への活用実績もありますが,主な用途は学内の構造設計教育や研究用に作っているソフトウェアです。プログラミングは決して専門ではない一個人が実務・教育・研究の延長線上で開発しているものであり,まだ開発段階のもので,細かいバグや使いづらい仕様などがあるフリーウェアです。本ソフトウェアにより計算された結果の妥当性は担保致しませんので,使用に関しては各自の判断で自己の責任においてお使いください。本ソフトウェアに関して問い合わせいただいてもすぐにレスポンスすることは難しいかもしれませんが,ご意見などを頂ければ今後のバージョンアップの際に参考にさせていただきます。