現在の動きのついたWebページでは、スクロールと連動して要素をアニメーションさたり、動作する仕掛けがよく見かけられます。
従来は、スクロールに合わせて要素を操作するには、スクロールイベントを利用して実装していました。
ただ、スクロールイベントでの実装だと、「ウィンドウサイズが変更された際の再計算」や、「スクロールの度に関数を呼び出すためにパフォーマンスへの悪影響」などを考慮した実装が必要でした。
そこで、スクロールと連動した操作の需要の高まりに対応するため Intersection Observer API が実装されました。
Intersection（交差）Observer（監視者）という名前の通り、Intersection Observer API を利用することで、手軽に要素が指定範囲の中に入ったか（交差したか）を検知して、処理を実行することができるようになります。