まずは表示画面の見方から説明していきます。Builderを起動すると,ウィンドウ内が2つのコラムに分割されています。左上には「実験の実行」,「作成したプログラムの保存」,「詳細設定」に関連するボタンがあります。
左上のメニュー
左側のコラムにある「+」の部分をクリックすることで,刺激画面のパーツを作成することが出来ます。例えば,各試行における「注視点」「刺激画面」「ブランク画面(ISI)」はこのコラムに情報を追加することで作成していきます。また,「1つの試行としてグループ化する」,「試行を繰り返す」,「教示画面を作る」といった様々なことが,この「+」をクリックすることで行われます。
メニューの下の「+」をクリック
最後は,右側の大きな領域です。ここでは,「刺激をどこに呈示するか?」,「どのような色にするか?」,「何ms呈示するか?」,「反応キーをどうするか?」といった,各画面での設定を行うことができます。
それでは,まず「空白の画面」を作成してみましょう。左側のコラムの「+」を押すと,以下のようにポップアップウィンドウが表示されます。このウィンドウの「Screen Canvas」をクリックしましょう。
「+」を押すと開くポップアップウィンドウ
すると以下のように,左側のコラムに「Screen」が追加され,右側の広い領域に「Screen」というタイトルと,空白の「Content」が表示されます。
左側のコラムに「Screen」が追加され,右側に「Screen」に対応した画面が出現
これで,「空白の画面を配置する」という作業が出来ました。「lab.js Builder」ではこのように画面を追加することによって実験を作成していきます。