パブリックブロックチェーンがなぜ評価されるのでしょうか?その基礎から説明してみようと思います!

今回は勉強会というコトでこのようなコンテンツで書き進めてみます

コンテンツ

①POWとビットコインの誕生

②分散型ステートマシンイーサリアムの誕生

③コンセンサスアルゴリズムとマイニング報酬

④やんちゃるをいじめるGAS問題

⑤EIP1559によるGAS問題解消と起こりうる可能性のリスク

それでは順番に説明をしていきます

1、POWとビットコイン の誕生

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皆さんは覚えていますか?2008年の9月に起こったリーマンショックが起こりました!私は金融知識はトレーダーの方々ほど詳しくはないですが簡単な説明をすると2004年ごろからアメリカでは不動産ブーム背景に急速に加速した不動産融資のローン(サブプライムローン)がどんどん積み上がっていく時代がありました。このローンは数年間は金利が低めに設定されて、金利がある程度の期間を超えると初めの融資タイミングより金利が上がるような仕組みになっており金利が上がるタイミングで値上がりした住宅を売却して借入を返済したり買い換えたりすることで成り立つスタイル=不動産価格は上昇する前提のローン

しかしクリプトの相場を触れている方は分かるとおり上がり続ける相場はありません!

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左サブプライムショックまでの株価 右ビットコイン の2017~2018年のバブル

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このローンの問題はリーマンブラザーズ証券が複雑な金融工学に基づいて証券化して低所得層の方でも簡単に融資できるようにされていきました。しかし不動産価格の上昇は終了し低所得者層に融資したローンは金利が上がるにつれて返済ができなくなっていき不良債権がどんどん 溜まっていき最終的に債権バブルは吹っ飛びました=これがサブプライムショックです

またこのサブプライムショックは翌年のリーマンブラザーズ証券の破綻にまで発展し世界的な大恐慌(リーマンショック)に発展しました

こう言った事件に中央銀行のマネーが救済で使われようとしたことがかなりの批判を浴びたりしていました