BitMex CEOのアーサーが最高にCoolな記事を書いていたので、転載と訳しました。BTCやETH、それ以外の仮想通貨が軒並み値上がりしていく中、物事の本質を捉えることで揺るぎない確信めいた握力を手に入れてほしいです。
冒頭は以下各国の代表的な銀行の株価推移が伸びていないことをグラフで示し、銀行の課題が「新しいテクノロジーを取り込んでいないこと」だと強烈に皮肉っていくところから入っていき、銀行の収益を国民が仕方なく支払うしか無い「税金」と一蹴しています。←やはりアーサーは最高です。
伝統的な銀行は、デジタル金融を理解できない比較的裕福な団塊世代の一部のサービス会社になる運命にあります。私の母は、オンライン・バンキングの使い方を学ぶよりも、実在する銀行の支店を訪れてCOVIDに感染するリスクを負うことを望んでいます。これは母だけではなく、あなたにとっても惰性的なものです。このビジネスではまだ数十億ドルの手数料収入がありますが、市場の中で成長している部分ではないことは確かです。
銀行の売上グラフ⇒
■集計対象銀行
私達が支払っている銀行税
2020年、これらの機関に支払われた税金の合計は2兆6800億ドルでした。これは、世界のGDPの2％から3％に相当します。これが私たちの銀行税です。この税金を減らしつつ、より多くの人々や企業が健全な金融サービスを受けられるようにすることは、人類にとっての純利益となります。そして、新しい金融プロトコルの前に身を置くことができる投機家にとっては、不換紙幣の価値毀損を上回る大きなチャンス得ることは明らかです。
コメントの鋭さがえげつないですね。この指摘の鋭さと皮肉のユニークさがCryoto民に受けていて、アーサーは界隈でもかなりのフォロワーを抱える有名人たる所以かと思います。
銀行税について触れた後に、次はブロックチェーンが持つ相互検証可能な特性について触れ、E&Y、PwC、KPMG、Deloitteの4大企業の監査・会計サービスから得られる売上を会計監査税と一蹴し、ブロックチェーン決済が一般化すればこの数字が0になる単純な話だと言い切りました。
簡単に言うと、自分が本当の事を言っている事を証明してもらうための第三者機関なんていらなくね？そういうことです。