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20210508のTopics

今日はBTCと純金を比較します。BTCはデジタル・ゴールドと言われますが、その理由と投資アセットとしての純金と比較した時の優位点について書きます。

BTC=デジタル通貨✗, BTC=デジタルゴールド◎

まず、前提として、BTCは法定通貨のように日常的な決済に使うことが現実的ではありません。理由としては、以下2点が上げられます。

  1. BTC価格のボラティリティが大きすぎる
  2. BTCの性能では日常的な決済を捌ききれない
  3. 人間に秘密鍵の管理は難しすぎる

1に間してはわかりやすいですよね。昨日は1BTCで買えたものがBTCの下落によって次の日には1.2BTC必要となると通貨としては成り立ちません。生活に必要な物資が全てBTCで変えるようになっているのであればまだしも、そうなっていない以上立ち上がったばかりの新しい通貨経済圏と法定通貨の交換レートは固定であった方が利用しやすく、通貨経済圏を育てやすいです。地域ポイントやQR決済もそのように発展してきていますよね。当たり前にレートは固定であるべきなんです。

2に間しては、BTCの性能の問題です。BTCの決済性能を高めるライトニングネットワークなどの仕組みもあるのですが、Bitcoinは1秒間で最大7件しか処理できません。それに対して、VISAのような法定通貨決済は1秒間に平均4,000件から最大50,000件処理できるぐらいのシステムとして設計されています。処理できる性能には圧倒的な差があるのが事実です。

BTCは中央集権的な管理者がおらず、世界共通通貨になると言われることもありますが、処理性能を見ればそれが不可能であることは明白です。

3つ目は人間のリテラシーとUXの問題です。これは時間が解決してくれる可能性もありますが、昨日の記事でも書いたように秘密鍵=自分の財布のような存在です。日常生活ですらスマホや財布を無くしてしまう欠陥を持つ人間に秘密鍵の管理は難しすぎる。というのが持論です。難しすぎてまだみんな使えないよね?という話です。

通貨の価値の源泉の推移

なぜ、僕らは、ビットコインを「信用」することができるのか?