https://twitter.com/CoinGeckoJapan/status/1353924528322187265
2020年末、ビットコイン価格は急上昇し、マーケットの合計時価総額は最高値の7,320億ドルに達しました。
著名投資家や米上場企業(MicroStrategyやSquare)の参入が、強気相場を後押ししました。
2020年、トップ5通貨の中で最も高いパフォーマンスを出した通貨は $ETH(+472%)でした。 $BTC(+303%)や $DOT(+219%)などが高い上昇率でETHの後に続きますが、一方で $XRP は14%の上昇に止まりました。
市場シェアの観点でも、ETH(+3.6%)はBTC(+0.9%)を上回り最も高いシェア増加率を達成しました。
それでも、BTCのシェアは未だ73.7%と圧倒的です。
トップ5ステーブルコインの時価総額は439%成長し、流通総額は270億ドルに達しました。
Tetherは76%以上の市場シェアを誇り、依然として独占的な地位を維持しています。
以下のスライドでは、2020年内に起こった注目イベントを時系列でまとめています。
パンデミックを要因とした3月の大暴落や、BTC半減期、Polkadotローンチ、Ethereum2.0ローンチ、BTCのATH、SECによるRipple社告訴など、昨年は沢山の重要イベントがありました。
3年の時を経て、ビットコインはついに2017年の史 上最高値を更新し、年末はほぼ毎日のようにATH更新を続けていました。
昨年は、各国の対コロナ経済政策に対する不安によって、ヘッジ資産としてのBTCという認識が一層広がった年だったと言えます。
2016-17年の上昇サイクルは、2020-21年にも再度訪れるでしょうか?下図チャートを見比べてみましょう。
今回のサイクルにおけるビットコイン上昇の主要因は、以下3つである可能性が高いと考えられます。
[価格リターン比較] ビットコイン vs 主要なアセットクラス
2020年、ビットコインのパフォーマンスは、株式インデックスや金、米ドル指数、原油などの様々な資産クラスのパフォーマンスを大きく上回りました。