https://s3-us-west-2.amazonaws.com/secure.notion-static.com/3ef23518-43e8-49ea-acc5-4d7374611e6b/assembletree_1.pdf
このコンポーネントは，Tree形式で作成されたデータ群を統合することのできるコンポーネントです。入力するTreeは同じデータ構造をしている必要があります。1つのAssembleTreeコンポーネントで最大で5つまでのTreeを統合できますが，複数組み合わせて使うことで数に制限なくTreeを統合可能です。同じデータ構造とは，行列で表現すれば$N\times M$の$M$が一致しているということです。つまり，$\begin{bmatrix}A&B\\C&D\\E&F\end{bmatrix}$と$\begin{bmatrix}G&H\\I&J\end{bmatrix}$や$\begin{bmatrix}1&2&3\end{bmatrix}$と$\begin{bmatrix}4&5&6\\7&8&9\end{bmatrix}$は統合することができ，それぞれ$\begin{bmatrix}A&B\\C&D\\E&F\\G&H\\I&J\end{bmatrix}$と$\begin{bmatrix}1&2&3\\4&5&6\\7&8&9\end{bmatrix}$となりますが，$\begin{bmatrix}A&B&C&D\\E&F&G&H\end{bmatrix}$と$\begin{bmatrix}I&J\\K&L\end{bmatrix}$や$\begin{bmatrix}1&2\\3&4\end{bmatrix}$と$\begin{bmatrix}5&6&7\end{bmatrix}$などは統合することはできません。
主な用途としては，BoundaryやNodalLoad，LineLoadなどで生成されるTreeデータについて，複数の境界条件や荷重条件を設定したいときに使います。
例えば，AssembleGeometriesのGHPythonで直接ジオメトリを作成したデータを基にして説明してます。
https://s3-us-west-2.amazonaws.com/secure.notion-static.com/614b7a2d-069b-4588-8f61-34a914a9651f/assembletree_2.pdf
簡単のためばね要素は抜いておきます。GHPythonのPreviewはOFFにし，代わりにVisualizeModelで要素と節点番号を表示しておきます。
https://s3-us-west-2.amazonaws.com/secure.notion-static.com/e631644b-607d-435f-92cc-f9d5afe35bc3/assembletree_3.pdf
ここでは，NodalLoadを使って各節点について以下のようにバラバラの荷重をかけることを考えます。
節点2：Px=5, 節点3：Py=5, 節点6：Pz=5, 節点7：Mx=5, 節点10：My=5, 節点11：Mz=5
全部で6つのNodalLoadを用意する必要があります。
https://s3-us-west-2.amazonaws.com/secure.notion-static.com/3263592b-8e5c-4752-807c-d7a0bb9572e3/assembletree_4.pdf
それぞれ，節点に対応した座標をx,y,zに，対応した荷重をPx～Mzに入れていきます。コンポーネント名も分かりやすく節点番号を入れておきました。
https://s3-us-west-2.amazonaws.com/secure.notion-static.com/03c5b2d0-9935-447e-9ac6-06fda299e6c4/assembletree_5.pdf
AssembleTreesを2つ準備します。
https://s3-us-west-2.amazonaws.com/secure.notion-static.com/c1eb89b5-deb2-43dc-842e-04e916d2c939/assembletree_6.pdf
1つのAssembleTreeで統合できるTreeは5つまでですが，このように複数のAssembleTreeを組み合わせると，5つ以上のTreeも1つに統合できます。
https://s3-us-west-2.amazonaws.com/secure.notion-static.com/f3a18728-4c86-44c1-ab20-4d428be08ef4/assembletree_7.pdf