ごあいさつ


皆さん、初めまして。 私たちは日本大学芸術学部デザイン学科の専任教員でつくる研究会です。通常の大学生向けの授業ではなく、若い高校生や中学生の皆さんと現在のデザインとはどういうものか?どこまでがデザインの範囲なのか?将来のデザインはどうなっていくのか?などを一緒に考えるきっかけをずっと模索していました。

今の私たちの日常はいろいろなデザインされたものに囲まれており、その中で生活しているのです。それは形があるものだったり、システム自体だったり、情報だったり、空間や環境だったり、現代ではありとあらゆるものがデザインと結びついているといっても過言ではありません。私たちデザイン学科では「日芸デザイン学」としてこれからの時代と社会を見据えて、本当に大切で残してゆくものや、どんどん新しい見知を取り入れて改革をし続けていくものなど、デザインの方向性やそれを取り巻く諸事情を整理しながら、大学受験以前の皆さんたちと楽しく興味深く、デザインについて一緒に考えたり体験する時間を創り出し、デザインについて理解と知識を深めていただくことを計画しました。


**描いたり、つくったり、

考えたり、話したり、笑ったり**

面白い体験や簡単な工作をしているうちに、ごく自然に現代のデザインの一角に飛び込んで行けるようなプログラムを考えました。大学の授業では行っていない、皆さんたちのためのオリジナルな内容で、私たちもワクワクしています。一回の参加でも、頑張って数回出てみるのも、また、ここからデザインに興味を持ってもっと深く勉強してみたいなど、将来につなげるきっかけになるのでも、なんでもアリです。なんだろう?面白そうだな!と思ったら気軽に参加してください。のんびり、じっくり、クリエイターの講師の先生や大学教員とおしゃべりをしながら、デザイン入門してみませんか。きっと何か、今までと違ったものの見方を得られると信じています。

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シンポジウム&ワークショップテーマ

「はかる」と「あらわす」

デザインの語源は、ラテン語のDesignareから始まります。「計画を表す」という意味を持つこの言葉は、現在のデザインにおいても根底に流れている考え方です。このデザインの源流から枝分かれして、多様なデザインの在り方が広がり続ける今、改めて「はかる」と「あらわす」ことを見つめ直し、体験を通じて学んでいきます。


シンポジウム&ワークショップメニュー