共通ライブラリのインクルード

作成するEAと同じフォルダ上のLibEA.mqhをインクルードすることで、共通ライブラリの各種関数が利用できます。

//共通ライブラリ
#include "LibEA.mqh"

ティック時実行関数

ティックごとに実行する関数はOnTick()ではなく、Tick()となります。

//ティック時実行関数
void Tick()
{
}

基本マジックナンバー

共通ライブラリでEAを作成した場合、MAGICという変数が用意されます。

これを「基本マジックナンバー」と呼びます。同一の通貨ペアのチャートを複数開き、それぞれ異なるEAを実行させる際に、各EAを区別するために指定する数値です。

MAGICには必ず、1以上の整数値を設定してください。また同じ通貨ペアの異なるチャートでEAを動かす場合、必ずそれぞれのEAのMAGICの値が異なるように設定してください。

ポジションごとのマジックナンバー

共通ライブラリでは、同時にオープンするポジションには、別々のマジックナンバーを割り当てて管理しています。

各ポジションを区別するためのマジックナンバーはMAGIC×POSITIONSから(MAGIC+1)×POSITIONS-1まで割り振られます。

POSITIONSは標準で10と設定されているので、基本マジックナンバーを10倍した値からポジションごとのマジックナンバーが割り振られます。

テクニカル指標関数

テクニカル指標関数の書式は、MQL4とMQL5とで異なりますが、共通ライブラリを使用する場合、どちらもMQL4の書式に準拠します。

<aside> 💡 詳しくは本書をご参照ください。

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